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検索数トップは「熟女」、65歳以上は奈良県が突出! 「DMM.R18」改め「FANZA」がアクセス統計情報を公開~滞在時間1位は神奈川、最下位は高知。関東と近畿で「ギャル」が人気

[2018/10/15 21:08]

 2018年8月1日(水)に「DMM.R18」から名称変更した「FANZA(ファンザ)」が11日、「性に関する統計調査」の結果「FANZA REPORT 2018」を発表しました。2017年9月1日から2018年8月31日までの直近1年間を対象に、「FANZA」を訪問した約3億5千万人の利用情報からGoogle Analyticsを活用して抽出したデータをまとめた統計情報で、「これほど膨大な数を対象にした“性に関する統計調査”は国内でも初めての試みと言えるのではないでしょうか」としています。

 1年間で「FANZA」に訪れたユーザーの数は約3億5千万人(351,332,945人)と、米国の総人口(3億2843万人)を超えています。1年間のサイトへの総訪問回数(セッション数)は年間約16億回(1,661,348,623)。平均すると、月に約1億4千万回(138,445,718)、1日あたり約461万回(4,614,857)の訪問を記録したことになり、1日の乗降客数ギネス世界一位の「新宿駅」の利用者数(3,640,000人)を大きく超える数としています。

 「FANZA」で新たに発売された作品数は、26,961本、総収録時間にして69,028時間分。全てを再生するには2,876日、約8年かかることになります。ちなみに、国内で2017年度公開された映画の本数は、邦画594本・洋画593本であり、合計1,187本で、「FANZA」にはこの約23倍の数が登場した計算になります。

 ユーザーの男女比7:3で、65歳以上ユーザーが多い県は奈良県で、全国平均に対し1.5倍の4.49%と突出しているとのこと。

 「FANZA」の年間検索数は、月に2,760万回(27,586,981)、日に91万回(919,566)、毎時3万8千回(38,315)、毎分638回、毎秒10回の検索が行なわれたことになります。1年間で検索されたワードの人気TOP25も発表され、1位は「熟女」。同社では「日本のエロトレンドは今まさに『熟女ブーム』であると言えます。世界のエロトレンドでも、2017年調査で1位lesbian(レズ)、2位hentai(ヘンタイ)、3位milf(中年女性)という結果が出ており、世界的にみても「熟女」への注目が高まっている様子がうかがえる」と分析しています。

 しかし、関東と近畿でのみ「ギャル」がTOP5入り。ギャル人気をこの2エリアが牽引しており、北海道・東北・関東・中部で「中出し」がTOP5入りと、東高西低となっています。なお、「人妻」「爆乳」「ギャル」など男性人気なワードは、女性ではTOP10から外れるなど男女間大きく異なる結果となっています。

 全体で人気NO.1となった「熟女」は、ほとんどの年齢層から高い支持を得ており、全体人気3位の「痴漢」、6位「ギャル」、7位「爆乳」は44歳以下の層に強く、一方で45歳以上になると「レズ」や「コスプレ」が人気上位にランクインしてくる傾向が見て取れます。

 サイトに滞在した平均時間(セッション時間)の全国の平均滞在時間は317.29秒で、時間の長さでランク付けした場合、1位「神奈川」、2位「千葉」、3位「長野」。ワースト3は「沖縄」、「宮崎」、「高知」。最速で離脱するのは「高知県」で296.27秒となっています。最長の「神奈川県」が344.21秒、最速で離脱する「高知県」が296.27秒と、47.94秒の差が開いています。

 AVを観ている時間帯は、平日は夜8時~深夜2時ごろまでが最も観られている時間帯で、週末の土曜・日曜は昼食時を挟んで日中から愉しむ人も多数見られ、特徴的なのは、平日の早朝4時~7時の間(出勤前)に盛り上がりを見せています。「Pornhub INSIGHTS 2017 YEAR IN REVIEW」で紹介されている「Favorite Time to Watch Porn」の動きを見ても、このような現象は見られず、日本独自の動きと分析されています。

※出典:【FANZA REPORT 2018】 今年のエロトレンドは!?「性に関する統計調査」結果発表!

[古川 敦]