渋谷区が31日のハロウィーンに向けて緊急のお願い 「決して周囲に迷惑をかけることなく、モラルやマナー、法令を守り、健全に」~警察との連携を改めて強く進める
長谷部健渋谷区長が29日、「決して周囲に迷惑をかけることなく、モラルやマナー、法令を守り、健全にお楽しみいただくよう、よろしくお願いいたします」と、10月31日のハロウィーンに向けたお願いを公開しました。
【区からのお願い】近年、10月31日のハロウィーンならびにその数日前から、主に渋谷駅周辺でビンや缶、タバコなどのポイ捨てや、車両による騒音などの迷惑行為が目に余る状況となっています。今年のハロウィ-ンにおいては、ルールやマナーを守り、周囲に迷惑をかけることなくお楽しみください(広報課)
— 渋谷区 (@city_shibuya)2018年10月26日
渋谷区では23日にハロウィーンに対する見解・対応についての記者発表会を行ない、ごみの散在や騒音問題などマナーやルールを逸脱した行為は地元の住民や商店街が看過できない状況が続いているとして、「節度を持っての行動」を呼びかけ、駅周辺のコンビニエンスストアなどに酒類(瓶)の販売自粛依頼をしていました。
しかしながら、27日(土)、28日(日)にかけて、ハロウィーンに関連して渋谷駅周辺で大騒動となり、複数の逮捕者が出たり被害届が出たことを受けて、改めてお願いを公開。「大変憤りを感じております。渋谷区としましても、警察との連携を改めて強く進めてまいります」としています。
また、犯罪に至らなくとも、ルール、マナー違反をしている人たちの様子も多く報道されており、「そのような人たちは、渋谷を愛し、この街を誇れるものにしていく思いのない人たちです。ハロウィーンにおいて、周囲に迷惑をかけることなく、健全に楽しんでいる方たちはきちんといらっしゃいます。また、日頃から真に渋谷の街を愛し、この街を誇れるようにする努力をしている方たちもたくさんいらっしゃいます」として、「そういった方たちの努力や思いを踏みにじる一連の行為は、到底許せるものではありません」と断罪。
「街の安心・安全と賑わいの両立は、地方公共団体のトップとして大事な責務です。誠に残念ながら一朝一夕にこの問題を解決できる特効薬はありませんが、解決に向けて強い意志を持って取り組んでまいります」とハロウィーンに向けた取り組みを説明しています。