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138,000円の“1万円玉”! 造幣局が「天皇陛下御在位30年記念貨幣」の1万円硬貨と500円硬貨の製造を開始
[2018/11/6 01:18]
2018年11月5日(月)に独立行政法人造幣局で、「天皇陛下御在位30年記念貨幣」の製造が開始されました。製造されるのは、「天皇陛下御在位30年記念貨幣一万円金貨幣」と「天皇陛下御在位30年記念貨幣五百円バイカラー・クラッド貨幣」です。
一万円金貨幣は、表面は「鳳凰と桐と白樺」、裏面は「菊花紋章」で直径は28mm。素材は純金20gを使用し、特殊な技術を用いて製造されることから、貨幣の製造などに要する費用が額面価格を上回る、プレミアム型の記念貨幣となっています。発行枚数5万枚。
価格は138,000円(税込)。造幣局からの通信販売のみで、金融機関の窓口での引換えは行なわれません。なお、2018年11月現在、金の相場は1g当たり4,800円程度となっているため、純金22gで96,000円程度の価値があります。
五百円バイカラー・クラッド貨幣は、表面は「儀装馬車と桐と白樺」と裏面は「菊花紋章」で直径は26.5mm。素材は銅75%、亜鉛12.5%、ニッケル12.5%で、7.1g。500万枚(うち引換枚数497万枚)で、原則金融機関の窓口において額面価格により引換えが行なわれます。
また、一万円金貨幣及び五百円バイカラー・クラッド貨幣の2点セットでも140,000円(税込)で造幣局からの通信販売されます。販売数量は3万個。なお、金貨単体と2点セットは、全てプルーフ加工(特殊な技術を用いて製造し表面に光沢を持たせたもの)が施されています。
金貨単体と2点セットは、はがきまたは、造幣局オンラインショップで、11月1日(木)~11月21日(水)まで申込みを受付け、抽選で販売されます。
※写真はイメージのため、現物とは異なります。