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住信SBIネット銀行が住民票の写しなどを別人に誤発送~Aに返却すべき書類をBに、Bに返却すべき書類をAに郵送

[2018/12/14 23:14]

 住信SBIネット銀行が14日、健康保険証のコピー、住民票の写しを取り間違えて発送したと発表しました。預かった書類の返却に際し、別の顧客へ誤って郵送したため、書類に記載されてた個人情報が漏えいしたことが判明したとしています。

 今回の事態は、口座開設の手続きで、本来Aに返却すべき書類をBに、Bに返却すべき書類をAに誤って郵送したもの。誤郵送されたのは、口座開設を申し込んだAの健康保険証のコピー、住民票の写し、Bの住民票の写しで、漏えいした個人情報は住所、氏名、性別、生年月日としています。

 該当顧客には、既に事実関係の説明とお詫びを済ませており、ほかに同様の事態が発生していないかの確認を進めているとのこと。現時点では同様の事態は確認されておらず、また顧客からの申し出もないとしています。

 同銀行では「このような事態を引き起こし、お客さまに多大なご迷惑とご心配をおかけすることになりましたことを深く反省し、お詫び申し上げます」と謝罪し、「原因究明を速やかに行なうとともに、個人情報の管理の徹底、及びチェック体制強化の対策を実施し再発防止に努める」としています。

[古川 敦]