札幌市爆発事故の原因は消臭スプレー缶約120本の廃棄処理　アパマンがお詫びとお知らせを公開～株価は年初来安値を更新

　APAMAN株式会社は18日、同社のWebサイトで「札幌市豊平区の爆発事故に関するお詫びとお知らせ」を公開しました。

　2018年12月16日20時半頃、同社連結子会社 株式会社アパマンショップリーシング北海道の運営するアパマンショップ平岸駅前店にて爆発事故が発生。その原因について、「事故当時、店舗内にいた従業員から聞き取り調査を行なったところ、消臭スプレー缶約120本の廃棄処理後、湯沸かし器を点けたところ爆発が起きたとの報告を受けたとしています。なお、その他詳細につきましては、当局にて調査中」とのこと。

　今回の爆発事故により、同社従業員2名がけが及びやけどなどを負い、同社の賃借していた建物及び同社店舗内装設備全損、周辺建物の影響や、近隣店舗の従業員やお客などの被害は調査しているとしています。

　同社では、「爆発事故による被害に遭われた方々、周辺住民の方々、及び関係する全ての皆様に心よりお詫び申し上げます。お怪我をされました方々の一日も早いご回復をお祈り申し上げるとともに、被害を受けられました皆様方には、心からお詫び申し上げます」と謝罪しています。

　なお、連結業績見通しに与える影響は現時点では不明で、今後の見通しに関して業績予想の修正などが必要であることが判明した場合には、速やかにお知らせするとしています。

　なお、APAMAN株式会社(8889)の株価は、2018年12月18日午前9時8分に755円まで急落し、年初来安値を更新しています。