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月額制で添い寝できる!? クラファンで130%達成した「rainy」が本格的に開始~常に「心拍数」の計測と「録音」することで危険を回避

[2019/2/14 22:22]

 RAINYが、クラウドファンディングで130%達成の支援を集めて始まった月額制の添い寝サービス「rainy」を、2019年2月12日(火)17時より本格的に開始しました。

 「rainy」は、「もう一人で泣かなくてもいいように『味方な存在』を届けるサービス」とのことで、2018年10月からのプレサービスでは、多様なセクシュアリティーを持つ人、身体的多様性のある人を含め、誰にも言えない体や仕事、人間関係の悩みなどを持つ人、一人で頑張っている人が利用したとのこと。

 「rainy」は、毎日の生活の中で必要な時にすぐに駆けつけれられるよう、月額プランを採用し、月の支払い料金は「ベース料金+追加サービス料金」で決定されます。

 ベース料金は月額3,000円(税込)で、毎日、朝夕2回程度のキャストからのLINEの返信が受けられます。実際にあってゆっくりできる基本サービスは2,500円(税込)/30分で、サービス料金と出張料金が含まれ、最短60分から30分単位で利用できます。ほかには、LINE放題1,500円(税込)/30分、電話サービス2,000円(税込)/30分が用意されています。

 なお、「添い寝というサービスには、もちろんたくさんの意見を頂いた」とのことで、弁護士とともに安全面を整えて、常に「心拍数」の計測と「録音」を行なうことで、危険を抑制し、安心を作りあげているとのこと。なお、問題ない場合に録音を確認することはないとしています。

 「rainy」の代表兼キャストの山根さんは、島根から上京し、大学に入ってからは小学生向けの教育サービス立ち上げた後、今までの自分では想像のつかない場所に行くために、歌舞伎町のホストクラブで毎日働き始めたとのこと。そこで、今まで見ないようにしていた、さみしさや弱さと向き合い、両親を早くに亡くしていることもあり、何かを届けたいと強く思ったそうです。

 そこで、一番誰かにいて欲しい「一人きりの夜」に届けるために「rainy」をつくり、自身もキャストとしてサービスを行なっているとのことです。

[古川 敦]