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柔道日本代表の愛称が「ゴジラジャパン」に! 柔道の「日本発祥」「伝統」「力強さ」がゴジラと共通~井上康生全日本男子監督は「ゴジラの太ももの大きさに驚いた(笑)」

[2019/3/20 15:18]

 公益財団法人全日本柔道連盟と東宝が、柔道日本代表選手団とゴジラの協働プロモーションを進めることとなり、柔道日本代表選手団の呼称を「ゴジラジャパン」に決定したと発表しました。

 愛称が決まった経緯は、全日本柔道連盟の科学研究部が、日本選手団のサポート活動の一環として、通称「ゴジラ」と呼ばれる映像分析システムを使用していたところ、その情報を得た東宝が、キャラクターであるゴジラも日本選手団を応援・サポートしたいと提案。

 全日本柔道連盟としても、柔道の持つ「日本発祥」「伝統」「力強さ」のイメージがゴジラと共通するという認識を持っていたため、今回協働プロモーションを進めるはこびとなったとしています。

 柔道同様日本発で世界的知名度を誇るゴジラの誕生65周年にあたる2019年は、5月31日(金)にハリウッド版映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」が公開されるなどゴジラにとってもメモリアルな1年。一方、「ゴジラジャパン」も8月25日(日)より、日本武道館で開催される世界柔道選手権大会での好成績に向けて今まさに邁進しています。

 3月19日(火)には、味の素ナショナルトレーニングセンターで、「ゴジラジャパン」に関する記者会見が行なわれ、東宝より、取締役映像本部映像事業担当兼音楽事業担当兼チーフ・ゴジラ・オフィサー(CGO)の大田圭二氏、全日本柔道連盟より井上康生全日本男子監督、増地克之全日本女子監督が登壇し、今回の協働プロモーションへの想いを語りました。

左から大田圭二氏、ゴジラ、井上康生氏、増地克之氏

 井上康生全日本男子監督は、「今日ゴジラを見て、太ももの大きさに驚きました(笑)。我々も格闘技の世界で強さを求める中で、非常に有難い助っ人をいただいたと思っております。力を貸していただきながら、頑張っていきたいと思います。今後は総力戦だと思っています。日本の総勢力を結集した上で、色んな方たちの協力を得ながら、成功へと導いていき、そして日本の素晴らしさを世界に発信できる大きなチャンスかと思いますので、そのような気持ちで今後指導にあたりたいと考えています」と語りました。

 増地克之全日本女子監督は、「今回このような強力なサポーターとして、柔道界に力を貸していただけるとのことで非常に嬉しく思います。『ゴジラ』といえば圧倒的な力強さの象徴ということで、全日本女子もゴジラに負けない力強さで、世界を目指して頑張っていきたいと思います。世界と戦う上では、攻撃を全面に出した戦いをしていきたいと思います。もちろん守備も大事となってきますが、守らない積極性を世界に発信していきたいと考えております」と意気込みをコメントしました。

 CGOの大田圭二氏は「ゴジラが1954年に第1作が公開され、今年がちょうど65周年の年となります。そのような記念の年に全日本柔道と素晴らしいコラボレーションができることを非常に嬉しく思っております。ゴジラは日本のみならず、世界中で大活躍しており、まさに最強の怪獣です。数多くの国際大会で全日本柔道を積極的に応援していきたいと思います」と今後の柔道日本代表選手団へのサポートを約束しました。

[古川 敦]