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ラジコが、NHKラジオの配信を正式サービス化! 4月1日(月)から、NHKラジオ第1、NHK-FMを正式に配信~実験的に提供してきたNHK第2は3/29(金)で配信終了

[2019/3/22 17:36]

 株式会社radikoが運営するラジコは、4月1日(月)より、これまでNHKが実験として提供してきたラジオ番組の配信を正式サービス化すると発表しました。

 配信エリアは全国47都道府県で、配信コンテンツは、NHKラジオ第1(全国を8エリアに分けた8コンテンツ)およびNHK-FM(東京1コンテンツ)となります。

 なお、現在実験配信中のNHK第2については、3月29日(金)の放送にて配信終了となります。

 NHKと日本民間放送連盟では2011年から、ラジオの魅力を知ってもらうことで新たなラジオリスナーの獲得を目指すことを目的に、「NHK・民放連共同ラジオキャンペーン」を実施。

 ラジコでも2017年10月から、一部エリア(関東広域・福岡県域・宮城県域・広島県域・愛媛県域の5エリア)でNHKラジオの実験的な配信をスタート。その後、2018年度には配信地区を全国47都道府県に拡大し、実験配信を継続してきました。

 今回の正式サービス化は、これまでの実験配信を踏まえてNHKが総合的に判断したものとのこと。リスナーの利便性向上と、重大災害の度にクローズアップされるラジオの社会的価値に重きを置いた、NHKと民放連の垣根を越えた取組みとなります。

 現在、ラジコには民放ラジオ93局と放送大学が参加し、月間ユニークユーザー数約700万人、日間ユニークユーザー数は約120万人超。

 2014年4月に開始した、放送エリア外が聴取できる有料サービス「ラジコプレミアム」の登録会員数も約57万人、2018年7月に正式サービス開始した無料の「タイムフリー聴取」も月間ユニークユーザーが約290万人に達しています。

 なお、ラジコでのNHKラジオの配信は、無料で聴取できるライブ(同時配信)のみで、「ラジコプレミアム
」「タイムフリー聴取」には対応していません。


ラジコでのNHKラジオ正式サービス配信概要

<開始日>
 2019年4月1日(月)

<実施地区>
 全国47都道府県

<実施コンテンツ>
 (1) NHKラジオ第1(8エリア8コンテンツ)
 (2) NHK-FM(全国共通-東京1コンテンツ)

[工藤ひろえ]