連休明けに「仕事が辛い」と思う人は8割超！ 休み明けに退職・転職を考えたことのある人も4割を超えることが明らかに

　人材総合サービスの株式会社スタッフサービス・ホールディングスは、平成から令和にかけての10連休を受けて、休み明けに関する調査を実施。

　20～40代の全国の働く男女500名を対象にとしてアンケート調査を行い、結果を発表しました。

連休明けに仕事が辛いと感じる人は8割超！

　調査では、「3日間以上の連休明け、仕事が辛いと思うか」に対して、「そう感じる」「どちらかと言うとそう感じる」を合わせると、83.6％の人が「辛い」と感じていることがわかりました。

　また、どのタイミングで辛いと感じるかどうかも質問。最も回答数が多かったのは「朝起きた瞬間（66.0％）」でした。

　令和初のゴールデンウィークは、10連休の会社が多く、近年まれに見る大型連休。連休は多くのビジネスパーソンにとってうれしいものですが、お休みが長いほど再スタートがキツいもの。

　連休が長くなれば、その楽しい時間に慣れてしまって仕事に行きたくない思いが強くなったり、休み明けには処理する仕事が溜まっていたりと、反動は大きいと考えられます。

　調査では、少数派だった「休み明けの仕事を辛いと感じない人（16.4％）」を対象に、辛さを軽減する対策について質問。

　「生活リズムをできるだけ維持すること（広島県・37歳男性）」、「次の日に会社に行ってやる作業を寝る前に洗い出してみる（埼玉県・30歳男性）」、「休みの間は仕事のことを考えない（埼玉県・39歳女性）」といった対策が上がりました。

連休明けに退職・転職したいと思ったことがある人は4割超！

　調査では、休み明けに仕事が辛いと感じている人が多数いることが明らかになりましたが、さらに踏み込み、「3日以上の連休明けに退職、転職したいと思ったことがありますか」と質問。

　結果は、「何度もある（17.0％）」「何度かある（25.8％）」と、42.8％の人が連休明けに退職・転職したいと思った経験があることが判明しました。

　営業時間を短縮するなど、事業にも影響が出るほど人手不足が深刻な昨今。

　「5月病」の季節でもあり、休み明けの新人の様子には注意を払う必要がありそうです。