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ヤメ検弁護士×YouTuberがネットの中傷や個人情報晒しに苦しむ人を救う! NHKドラマ「デジタル・タトゥー」明日18日(土)夜21時スタート

[2019/5/17 14:37]

 ネット上の誹謗中傷や個人情報晒しに苦しむ人と、そのトラブルを描くNHKドラマ「デジタル・タトゥー」が2019年5月18日(土)夜21時から放送スタートします。

 ドラマは毎週土曜日21時から、全5回放送されます。

 ドラマのタイトルにもなっている「デジタル・タトゥー」とは、ネットに刻み込まれた傷の意味。

 インターネット上での誹謗中傷や個人情報の拡散に苦しむ人は後を絶ちません。自らSNSで公開した画像や動画が炎上の原因となるケースも多いのですが、自分の自由意志で公開した画像や動画でも、消すときは自分の意志ひとつではどうにもなりません。

 関心を持つ人がいる限り、個人情報はいつまでも消えることなくネット上で複製され、晒され続けます。

 「デジタル・タトゥー」は、インターネットには全く疎い50代のヤメ検弁護士・岩井堅太郎(高橋克実さん)と、動画サイトで荒稼ぎする20代YouTuber・タイガこと伊藤大輔(瀬戸康史さん)がタッグを組み、デジタル・タトゥーに苦しむ人々と向き合い、救いだす姿を描くサスペンスドラマ。

 ドラマでは、瀬戸康史さん演じるYouTuberをネットで攻撃するVTuber(バーチャルYouTuber、架空のキャラクターを使って動画配信する人)、名誉毀損で訴えられる人気ブロガーの女性なども登場。

 Webサイトを見たりネットショッピングを利用したりといったライトなネット利用では気づかない、ネットの闇にひそむ悪意の存在を知ることができるドラマになるようです。

 ネットの利用について話すきっかけにもなりそうなドラマなので、録画して家族で見ることで、ネットリテラシーを磨くのに役立ちそうです。

[工藤ひろえ]