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幻の音源も公開! 「ZARDよ永遠なれ 坂井泉水の歌はこう生まれた」が本日18日(土)再放送~膨大なメモから坂井泉水さんの思いや人柄にも迫る

[2019/5/18 10:18]

 2019年4月20日(土)に放送された「ZARDよ永遠なれ 坂井泉水の歌はこう生まれた」が、NHK BSプレミアムで2019年5月18日(土)14時30分~16時30分に再放送されます。


 「負けないで」「揺れる想い」など、数々のヒット曲を世に送り出してきたZARD。そのボーカルでもある坂井泉水さんの創作活動に迫る特集番組です。

 2007年、40歳の若さで亡くなった坂井さん。生前、作詞のために毎日のように言葉をメモしていました。その数は、取材をきっかけに集まっただけでも500枚以上。番組では、その膨大なメモを紹介するとともに、歌詞に込められた意味や楽曲の魅力、坂井さん本人の思いや人柄にも迫っていきます。


 また、“幻の音源”や、海外で撮影した映像、レコーディングをしている様子など、生前にはほとんど公開されなかった、スタッフとの何気ないやりとりや撮影に臨んでいる“収録現場での素顔”も紹介されます。

 さらに、坂井さんとほぼ同期で、女性シンガー、作詞家、そして友人として親交があった大黒摩季さんにも、坂井さんをどのように見ていたのかインタビュー。同じボーカルとして感じる坂井さんの歌い方のすばらしさや、坂井さん本人から聞いた作詞のしかたについてや、作詞する者同士感じていたことなども話しています。

 ほかにも、音楽ディレクターの寺尾広さんは、坂井さんがメモに残したもの、作詞の秘話を、レコーディング・エンジニアの島田勝弘さんは、坂井さんの収録の様子や歌い方の違う“別のバージョン”の「負けないで」「揺れる想い」を紹介。そして、ジャケットデザイナーの鈴木謙一さんは、ファインダーを通じた坂井さんや、CDのジャケットにまつわる秘話も明かします。

 それから、芸能界のファン代表として、人生の最も寂しく孤独な時期、坂井さんの歌に支えられたという、お笑いコンビ・Wエンジンのチャンカワイさんも出演。番組の語りには、元NMB48の山本彩さんが起用され、歌詞やメモの朗読もしています。

[古川 敦]