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京都市がキム氏のブランド名「KIMONO」再考表明に「英断に心から敬意」を発表 「京都にお越しの際は、是非きものを着て京都のまち、文化を楽しんで」

[2019/7/2 19:38]

 京都市が2日、キム・カーダシアン・ウェスト氏が、「KIMONO Intimates」社から発売予定の下着製品に「KIMONO」で商標登録申請した件で、ブランド名「KIMONO」を再考するとキム氏自身のSNSで発表したことについて、「思慮深い御英断に心から敬意を表する」と門川大作市長名で日本語と英文で発表しました。




 門川大作市長は、「『きもの』『きもの文化』を愛する世界中の多くの方々の熱い思いを御理解いただけたことを大変嬉しく思う」としたほか、キム氏には「文化と『きもの』を敬愛するキム様には、いずれ京都にお越しの際、是非、きものを着て京都のまち、京都の文化をお楽しみいただければ幸いです」とコメントしています。

 また、世界中の「きもの」ファンに向けては、多大な理解・支援を受けたことにに感謝し、世界中に多くの「きもの」「きもの文化」を大切に思う人や、さらにそれぞれの国の歴史や伝統、服飾を含む文化を継承する人々がいることに心強く感じるとし、引き続き、日本のこころや文化の象徴である「きもの文化」のユネスコ無形文化遺産への登録を目指し、“日本の宝を世界の宝へ!”と力を尽くすとしています。

[古川 敦]