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「命綱の付け忘れが事故原因ではないか」　那須ハイランドパークのボルダリング施設「NOBORUNGMA」で高さ5mから転落する死亡事故が発生

[2019/8/6 19:03]

　藤和那須リゾートが運営する「那須ハイランドパーク」が6日、2019年8月5日正午頃にボルダリング施設「NOBORUNGMA(ノボランマ)」の死亡事故が発生したと発表しました。

　「NOBORUNGMA(ノボランマ)」の5mの高さからサンドバックにジャンプし飛びつく遊具「リープ・オブ・フェイス」で転落事故が発生し、事故にあった男性(51歳)）は、病院に搬送された後、死亡したとのこと。「遺族へは、最大限の誠意をもって対応する」としています。

「NOBORUNGMA(ノボランマ)」

　同社では「亡くなられたお客様とご家族の皆様には心からお詫び申し上げます。弊社は、常日頃から、アトラクションの安全を優先して、設置、運営を行なってまいりましたが、このような重大な事故を発生させたことに対して、深く反省し、ニ度とこのような事故が起こらないように、事故原因の究明を行なっております」と謝罪しています。

　事故原因については、現在、栃木県警那須塩原署が、事故のあった施設を現場検証しており、当日担当した従業員に対して事情聴取を行なうなど、調査しているところであり、同社としても、警察の調査に全面的に協力しているとのこと。なお、現時点においては同社としては「命綱の付け忘れが事故原因ではないかと、考えている」としています。

　同社では、事故の重大さを真摯に受け止めて、社内に安全委員会を設置し、原因の究明と抜本的な再発防止策を講じることとし、再発防止策が完了するまで「NOBORUNGMA(ノボランマ)」の営業を休止するこにしたとのこと。再開については、警察の調査や社内の安全委員会による検証が完了し安全確認が十分なされた時点で改めて検討するとしています。



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[古川 敦]