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妻の安達祐実をフォトグラファー 桑島智輝が取り続けた日々! レンズを挟んだ日常の写真集「我我」の発売決定~2人の初めての子の誕生を挟んだ約3年間 [写真10枚]

[2019/8/9 22:54]

 青幻舎が9日、フォトグラファー 桑島智輝氏が、その妻で俳優の安達祐実さんを日々撮り続けた写真集「我我(がが)」を9月下旬に刊行すると発表しました。A5判160ページで、価格は2,500円(税別)

 桑島氏と安達さんは2011年に写真集の撮影の仕事がきっかけで知り合い、約2年半を費やした安達さんの写真集「私生活」(集英社)の発表を経て、2014年に結婚。その後、現在に至るまで、桑島氏は被写体として安達さんを毎日撮影し続けているとのこと。

 撮影はフィルムカメラで行なわれ、出来あがった写真はL判のプリントの状態でアルバムに入れて保管するというルーティンが続けられ、約8年が経った今、264枚入りのアルバムは100冊を超え、写真は35,000枚に及ぶそうです。

 その途方もない量のアーカイブから、2015年11月13日の結婚記念日から、2人にとって初めての子どもの誕生を挟んだ、約3年間にフォーカス。3年間といっても対象となる写真はアルバム70冊分、18,500枚を超える量で、そこから1年半という時間をかけ、135枚に凝縮された写真は、有名俳優である妻とフォトグラファーである夫という前提を忘れさせ、あらゆる要素が輪郭を失い、透明になっていったとのこと。

 妻と夫、被写体とフォトグラファー。レンズを挟んで営まれる夫婦の、家族の日常。そこにあるのはカメラを媒介にして成り立つ、ただひたすらに純粋なコミュニケーションのかたち。「家族写真」というジャンルに新しい地平を開く1冊としています。

著者プロフィール

桑島智輝(くわじま・ともき)
1978年 岡山県岡山市生まれ。カメラマン。
2002年に武蔵野美術大学卒業後、鎌田拳太郎氏に師事。
04年に独立後、雑誌やタレント写真集、広告で活躍している。
13年に、約2年半の安達祐実を収めた写真集「私生活」を発表。
14年に結婚。今でも毎日、安達を撮影し続けている。
不定期で更新している安達のオフィシャルwebの写真がネットで話題に。

[古川 敦]