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廃刊・休刊していたと知って驚いた雑誌ランキング! 3位「ぴあ」、2位「別冊花とゆめ」。1位は、No.1少年コミック誌の姉妹誌だった月刊コミック誌!

[2019/11/29 10:44]

 スマホの普及で、情報の電子化が加速した現代。雑誌の生き残り競争も熾烈化しており、廃刊・休刊した雑誌も少なくありません。

 NTTレゾナントが運営するランキングサイト「gooランキング」では、廃刊・休刊していたと知って驚いた雑誌について調査を実施。1,794票を集めたアンケート結果をもとに、ランキングを発表しました。


1位は「月刊少年ジャンプ」!

 他を引き離し、ダントツトップの部数を誇る少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」。そんなジャンプの姉妹月刊紙として、1969年に「別冊少年ジャンプ」として創刊されたのが「月刊少年ジャンプ」です。

 学園コメディーやお色気漫画が特に人気を集め、1980年代に全盛期を迎えますが、人気作品の長期休載やライバル誌の台頭などの影響により販売不振に陥り、2007年6月に発売された7月号をもって休刊となりました。

 今でも当たり前のように発売されていると思っていた人が多く、休刊を知って驚いた人が多数。1位となりました。


2位は「別冊花とゆめ」!

 「ガラスの仮面」「赤ちゃんと僕」をはじめ、多くの名作が生まれた少女マンガ誌「花とゆめ」。そんな「花とゆめ」の季刊誌として1977年に創刊されたのが「別冊花とゆめ」です。

 恋愛やミステリーがテーマの読み切り作品を掲載していたことから手に取りやすく、人気が急上昇。季刊誌から隔月刊誌、そして月刊誌へと成長。しかし、2018年5月に発売された7月号をもって休刊となりました。

 青春時代によく読んでいたという人も多く、休刊を惜しむ声が多数。2位となりました。


3位は、「ぴあ」!

 チケット事業で有名なぴあ株式会社が、映画情報やコンサート情報などをまとめて出版していた雑誌「ぴあ」。創刊当時は、手作り感満載の誌面で、名画座も含めた上映情報をまとめて知ることができる唯一無二の情報誌でした。

 部数が伸びるにしたがって内容も拡充、東京以外の情報や、イベントやコンサート情報なども掲載されるようになりました。この雑誌片手にチケットを電話予約していた懐かしい思い出がある人も多いようです。

 そんな「ぴあ」も2011年7月の発行をもって休刊。現在はアプリ版が多くの人に利用されています。


TOP10はこちら!

 TOP10は以下の通り。誌面を見ておもちゃや洋服を買いに行ったり、マンガのストーリーに夢中になったり、いろいろな思い出のある雑誌が休刊して消えていくのはさみしい限りです。

 ただし、マンガ誌などはWebコミックとして模様替えし、残っていくことも少なくありません。

 11位以下も、ゆきぽよ(木村有希さん)や押切もえさんなど多くのギャルタレントを輩出したギャル雑誌「egg」(Web雑誌として復活)、サブカル大好きな人はもれなく読んでいた「宝島」、子どもの時に誰もが読んだことのある小学館の学年誌など、懐かしい雑誌が並んでいます。

 gooランキングでは、59位までの全ランキングを公開しています。

<廃刊・休刊していたと知って驚いた雑誌ランキング TOP10>

1位:月刊少年ジャンプ

2位:別冊花とゆめ

3位:ぴあ(休刊後にスマホアプリとして復活)

4位:コミックボンボン(休刊後にWeb媒体として復活)

5位:ピチレモン

6位:主婦の友

7位:月刊ヤングジャンプ

8位:少女フレンド

9位:週刊ヤングサンデー

10位:週刊アスキー(Web媒体に一本化)
   ※特別編集号はムックとして現在も販売中

[工藤ひろえ]