鉄道ファンは注目! 伊賀鉄道が忍者線の「まくら木オーナー制度」をスタート、年間1口5,000円!~オーナーはまくら木に“マイプレート”設置可能
伊賀市および伊賀鉄道は、伊賀鉄道忍者線(伊賀線)を維持・存続させるため、「まくら木オーナー制度」をスタート。2020年度(令和2年度)のまくら木オーナーを募集します。
募集期間は、2020年1月6日(月)から2020年1月31日(金)まで。1口税込5,000円で、ひとり何口でも申込み可能。1口につき1枚、合成樹脂製のプレートが設置されます。
伊賀鉄道忍者線(伊賀線)は伊賀市域の重要な公共交通として100年を越えて走り続けていますが、沿線人口の減少や自動車の普及などにより運営が厳しくなり、2017年4月からは、「公有民営方式」の事業形態へ移行しました。
2019年に公有民営化3年目を迎えましたが、利用者数は年々減少傾向で厳しい運営状況は続いているとのこと。
こうした事情から、今回「まくら木オーナー制度」を創設。新年から募集を開始します。
オーナー制度の料金は1口5,000円(税込)。伊賀上野駅以外の忍者線(伊賀線)各駅において、構内のまくら木にオーナーの名前やメッセージを記載した合成樹脂製のプレートが設置されます。
プレートの大きさは縦20×横15cm。名前とメッセージは各10文字以内。公序良俗に反しない範囲で、好きな文言が選べます。なお、字体やフォントの指定はできません。
プレートの設置期間は、2020年4月1日から、2021年3月31日までの1年間で、プレート設置後、プレートが設置された状態のまくら木を写真撮影し、「まくら木オーナー会員証」と共にオーナーに送られます。
「まくら木オーナー会員証」の有効期間中は、オーナーは、伊賀上野駅以外の伊賀線各駅へ無料で入場できます。なお、乗車する際は乗車券が必要です。
1年間の設置期間終了後、プレートは取り外して処分されますが、希望があればオーナーに送ってもらうことも可能。その際の送料はオーナー負担となります。
また、次の1年を継続して支援するオーナーの場合は、希望があれば、次の1年間も同じ箇所に設置できます。
申込み方法は、伊賀鉄道忍者市(上野市)駅の窓口で直接申し込めるほか、郵送・FAXによる申込みも受け付けます。