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カメラ展示会「CP+2020」が開催中止、新型コロナウイルスの影響で~「不特定多数の来場者に感染するリスクを排除しきれない」
[2020/2/14 12:22]
一般社団法人 カメラ映像機器工業会(CIPA)は2月14日(金)、パシフィコ横浜で2月27日(木)から4日間にわたって開催予定だったカメラの展示会「CP+2020(シーピープラス)」の中止を発表しました。
「CP+(Camera & Photo Imaging Show)」は、最新のカメラや関連機材を来場者が実際に手に取って、その操作感を確かめられることが最大の特徴となっているコンシューマー向けの展示会。
このため、展示会を主催するカメラ映像機器工業会は、新型コロナウイルスへの有効な治療薬や対処法の先行きが見通せない中、「約7万人が見込まれる不特定多数の来場者が感染するリスクを排除しきれない可能性」があるとして、中止を決定。
「CP+」は2010年に初開催され、以後毎年開催されてきました。2014には、大雪の影響で会期3日目の2月15日(土)が開催中止となりましたが、全日程が開催中止となるのは今回が初。
来場者のリスクを避けることを重視した決定であることから、今年も会場で最新カメラに出会うのを楽しみにしていたカメラファンも「事前登録済ませてたから残念だけど、これは仕方ない」といった声が多数。
新型コロナウイルスの感染拡大が続いた場合、多くの人が集まる展示会やコンサートの中止をはじめ、経済活動への影響が多方面に出てくることが危惧されます。