あの「青雲の歌」が10年ぶりにリニューアル! 林家たい平師匠が山田和樹氏指揮の日本フィルをバックに大熱唱~舞台裏のドキュメンタリー動画が公開
日本香堂が、お線香の主力ブランド「青雲」発売55周年の節目を迎えるにあたり、CMソングとして長年親しまれてきた「青雲の歌」を10年ぶりにリニューアルしました。「青雲の歌」新バージョンのCMは4月からの放映予定です。
今回、新たに歌い手を務めるのは“歌ウマ芸能人”としても知られる落語家の林家たい平師匠。さらに世界的マエストロの山田和樹氏指揮のもと、日本フィルハーモニー交響楽団の演奏という超豪華なメンバーで、2月初旬、杉並公会堂の大ホールを貸し切ってライブレコーディングが行なわれました。その時の模様を収録したドキュメンタリー動画も、YouTubeで公開されています。
今回公開された動画では、本番直前の楽屋でやや緊張ぎみに意気込みを語るたい平師匠の表情や、山田和樹マエストロとの打合せに臨む真剣な眼差し、大舞台に立ちオーケストラを背負って堂々と歌い上げる雄姿を余すことなく収録されています。
歌唱後、たい平師匠は「この日のためにノドと体を労わってきた。これからはまた腹を出して寝られるし、カラオケボックスで大声で歌うことも出来る。まずは美味い酒、飲んできます」と、晴れやかに語る笑顔が印象的です。また、山田和樹マエストロはたい平師匠の歌声について「よく声が通っていて、歌声に情緒があります。お心と声がそのまま結びつかれているんだなと思います」と絶賛しています。
林家たい平(はやしや・たいへい)さんのプロフィール
落語家。1964年12月6日 、埼玉県秩父市生まれ。1988年、武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業後、林家こん平に入門。 人気長寿番組「笑点」には、2004年12月26日放送回から病気療養のために休演した師匠こん平の代役として出演。後に正式メンバー入りを果たす。
歌については、2006年2月18日放送の『歌スタ!!』(日本テレビ)のスペシャル版に出演し、BEGINの『恋しくて』を熱唱、審査員のマシコタツロウが「合格」の札を上げるほどの歌唱力で、同年10月には古典落語の『芝浜』にヒントを得た『芝浜ゆらゆら』でCDデビューも果たす。
2007年4月から尚美学園大学総合政策学部ライフマネジメント学科の非常勤講師を、2010年4月から母校である武蔵野美術大学の客員教授を務める。 2016年には、日本テレビ『24時間テレビ39「愛は地球を救う」』のチャリティーマラソンランナーを務め、100.5㎞の道のりを見事完走を果たした。
生まれ故郷の秩父に対する郷土愛は強く、「笑点」の挨拶でも秩父のイベント情報を紹介することが多く、2009年には秩父市の観光大使に任命された。
山田和樹(やまだ・かずき)さんのプロフィール
第51回(2009年)ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。ほどなくBBC交響楽団を指揮しヨーロッパ・デビュー。同年、ミシェル・プラッソンの代役でパリ管弦楽団を指揮し、すぐに再演が決定するなど破竹の勢いで活動の場を広げる。これまでにパリ管弦楽団、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン放送交響楽団、サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、バーミンガム市交響楽団、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団、エーテボリ交響楽団、ローザンヌ室内管弦楽団、トーン・キュンストラー管弦楽団、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団など各地の主要オーケストラで客演を重ね、2014/2015年にアメリカデデュー、2015/2016年にはオセアニアでデビューする等、活動は世界各地に広がっている。
バート・キッシンゲン音楽祭、モンペリエ音楽祭、マントン音楽祭、ブザンソン国際音楽祭、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭など、ヨーロッパの音楽祭への出演も多数。2016/17シーズンから、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督兼音楽監督に就任。2010年から2017年までスイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者を務めた。
日本では、日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者を務める他、東京混声合唱団音楽監督兼理事長、2018年4月から読売日本交響楽団首席客演指揮者に就任。2018/2019シーズンからバーミンガム市交響楽団の首席客演指揮者に就任。ベルリン在住。