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西友が「スーパーヒーロー・ボーナス」を現場の全従業員に支給! 新型コロナウイルス対策へ総額13億円の投資を発表~これまで同様24時間・365日の営業を継続

[2020/4/24 23:33]

 西友が24日、新型コロナウイルス対策として総額13億円の投資を実施すると発表しました。スーパーマーケットである同社の使命は、地域のライフラインとして生活を支えることであり、新型コロナウイルスの感染が拡大している中でも、店舗はこれまで同様24時間・365日の営業を継続。総額13億円の投資を行ない、この使命を果たしていくとのことです。

 同社では「スーパーマーケットは、今や単なる小売業という以上の社会的な存在となっています。非常に困難な時期が続きますが、弊社はお客様と地域の皆様の生活を支え、アソシエイトの健康を守ることに全力を尽くしてまいります」としています。

1. 特別一時金「スーパーヒーロー・ボーナス」を支給

 同社のアソシエイト(「共に働く仲間」という意味で、従業員をアソシエイトと呼称)は、強い使命感で日々の業務にあたっているとして、最前線で多大なる貢献をしている現場の全アソシエイト33,500名に対して、3億5,000万円の「スーパーヒーロー・ボーナス」を支給。

2. 現場アソシエイトの約10%にあたる3,000名を募集

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、3月から約3,000名の緊急採用を実施。勤務先が閉鎖になった、あるいは入社ができなくなったという人々の応募を歓迎し、24時間営業を行なっているため、働く時間を24時間の中から選べるのが強みとしています。

3. 店内の安全対策を強化

 店内の買い物環境の安全性を強化するために、レジに入るアソシエイトのマスクやゴーグル、手袋の着用、対面レジにおける透明シールドの設置、対面待ちをする必要のないセルフレジ(スグレジ)の使用推奨、間隔をあけたレジ待ちのための床マークや掲示、手指消毒用の消毒液の店頭設置など、安全対策を継続して行なっており、今後も行政や顧客の要請に基づきながら、さらなる感染予防強化策をとっていくとしています。

4. サプライチェーンを強化

 緊急事態宣言後の急激な需要の高まりに対応するために、物流センター人員の強化および外部倉庫の活用を始め、商品をしっかりと確保。

5. NPOへの緊急支援

 同社はこれまで、認定NPO法人セカンドハーベスト・ジャパンとフローレンスを継続的に支援。昨今の状況を受け、これらの団体を通じた生活困窮者への支援要請が増えてきていることから、二つのNPOへの緊急支援を決定。

[古川 敦]