本日31日(土)はハロウィーン! 発祥の地、アイルランドの大使館が起源を紹介~悪魔的に難解な「ハロウィーンクイズ」も
10月31日は秋の収穫祭「ハロウィーン」。発祥の地、アイルランドの大使館が、公式サイトやSNSで起源などを解説しています。ポール・カヴァナ駐日大使は、「ハロウィーンは古代アイルランドのお祭りで、近年世界規模で祝われるようになりました。それがここ日本でも『居場所』を見つけ、定着していることを喜ばしく思います。このこともまた、両国の文化的つながりの表れと言えるのです」とコメントしています。
ハロウィーンは、アイルランド語で「夏の終わり」を意味するお祭り「サウィン (Samhain) 」が起源です?? 何千年も前の古代ケルト人たちは、収穫期の終わりを焚き火、饗宴、異教徒の儀式で祝いました??#ハロウィーン発祥の地
— アイルランド大使館 Ireland in Japan (@IrishEmbJapan)October 26, 2020
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アイルランドの大使館の公式サイトでは、悪魔的に難解なクイズ「ハロウィーンクイズ」を出題。1問間違えるだけで恐ろしいことが待ち受けているかも…。また、SNSでは、ハロウィーンの伝統的な遊びやレシピを紹介しており、「今年は家でハロウィーンを楽しむことになるかと思います。地上をさまよう死者の魂から身を隠すため、怖い仮装をするかどうかはあなた次第。ハロウィーン発祥の地アイルランドから皆様へ、ハッピー・ハロウィーン!」とお祝いしています。
\ハロウィーンまであと約1週間/
— アイルランド大使館 Ireland in Japan (@IrishEmbJapan)October 23, 2020
今年はお家で、バーチャルで、お祝いしませんか?#ハロウィーン発祥の地アイルランドでは、中に様々なものが入った伝統的なハロウィーン用のパン#バーンブラックを作り、出てきたもので運勢を占います??詳細はこちら:https://t.co/SrXSlUTU6A#HomeofHalloweenpic.twitter.com/9g9iDkUK85
ハロウィーンの起源
ハロウィーンは、アイルランド語で「夏の終わり」を意味するお祭り「サウィン(Samhain)」が起源。何千年も前の古代ケルト人たちは、収穫期の終わりを焚き火、饗宴、異教徒の儀式で祝っていました。
#ハロウィーンまであと1ヶ月??!ご存知でしたか?そのルーツはアイルランド、古代ケルト人のお祭り「サウィン」なのです。詳細はこちらから??https://t.co/xRfbIbED65#HomeofHalloweenpic.twitter.com/NTAZnoXjG8
— アイルランド大使館 Ireland in Japan (@IrishEmbJapan)September 30, 2020
古代の人たちは、サウィンを現世と来世を分ける境界が弱まる時と捉え、死者の魂が墓からよみがえり、地方をさまよって生家に帰ると信じていました。死者の魂は、幽霊や妖精、ゴブリン、悪魔などの姿をしており、彼らが家に戻ってきた時に機嫌を損ねないよう、当時の人々は食べ物や飲み物を出し、自らも不気味な仮装をして身を隠していました。
後にキリスト教がアイルランドに伝わり、何らかの形で数々の超自然的思想と共存し、そのお祭りの人気は維持されました。
そして、過去2世紀にわたるアイルランドからの移民に伴い、このハロウィーンの伝統がアメリカに伝えられ、世界的な人気へと発展することになりました。
現代のアイルランドでもハロウィーンは伝統に則って祝われており、デリー、ミース、ダブリンで開催される有名なフェスティバルには、毎年多くの参加者が集まります。今年は世界的な新型コロナウイルス感染症の流行により、例年とは異なるプログラムになることが見込まれますが、それでもなお、新たな試みとなる多くの企画により、家族や友人とともにハロウィーンを楽しむことができるとのことです。