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アルペンの創業者で会長の水野泰三氏が強制わいせつ致傷、窃盗、暴行容疑で逮捕され本日12日(金)付で取締役を辞任 「取締役としての職責を十分に果たすことができないため」

[2021/2/12 10:06]

 株式会社アルペンが12日、創業者で代表取締役会長の水野泰三氏が、2021年2月12日(金)付で取締役を辞任したと発表しました。

 水野泰三氏は、2021年2月10日に、強制わいせつ致傷と窃盗、暴行の疑いで愛知県警中署に逮捕され、「取締役としての職責を十分に果たすことができないため」、取締役を辞任したい旨の申し出があり、2月12日開催の取締役会において、これを受理したとのことです。

 同社では、「今回の件を厳粛に受け止め、コンプライアンスの強化に努めながら、お客様、株主の皆様、お取引先企業様、ならびに当社グループに関係する全ての方々の信頼を回復していけるよう、今後も努力してまいります。なお、同氏の取締役辞任後も、法令および定款に定める取締役の員数を満たしております」としています。

 株式会社アルペンは、1972年に名古屋市押切にオープンした15坪の小さなスキーショップ「アルペン」から始まり、「スキーの楽しさを広める場をつくりたい」という想いのもと、スキーブームと共に成長。1983年には、大型ゴルフ専門店「ゴルフ5」の1号店を愛知県春日井市にオープンし、1997年には「すべてのスポーツ」をもっと身近に楽しんでもらえるよう、1,200坪の大型総合スポーツ店「スポーツデポ」1号店を香川県高松市にオープンしています。

[古川 敦]