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芝浦工業大学に「豊洲キャンパス第ニャ校舎」が4月1日(木)に完成! 猫も自由に行き来する、新たなイノベーション創出の場が完成~猫が中庭で日なたぼっこする姿を確認 [エイプリルフール]

[2021/4/1 08:03]

 芝浦工業大学の豊洲キャンパス(東京都江東区)に2021年4月1日(木)、新たに「豊洲キャンパス第ニャ校舎」が完成しました。

中庭で日なたぼっこする「芝猫」

 「豊洲キャンパス第ニャ校舎」建設は2027年に迎える創立100周年記念事業の中核事業で、将来にわたる大学強じん化の礎を築くことを目的として計画されたとのことです。多くの猫・学生・研究者にとってイノベーティブな環境を作り、これまで以上の研究力強化に資する校舎とすべく、2019年11月に着工したもので、2027年には「アジア工科系大学トップ10」を目指して本校舎に設置されます。

 英語で学部教育を行なう工学部 先進国際課程の研究室、研究室の区切りを無くし、自由に研究意見交換がな行えるオープンラボ、猫が入り込みたくなるようなピロティなどの設備を活用し、さらなるグローバル教育・大学院教育の充実と研究力強化を推進するとしています。

猫が入り込みたくなるようなピロティ

 なお、猫は竣工日にはすぐに校舎から移動し、キャンパスの中庭で日なたぼっこする姿が確認されているとのことです。

建築計画概要

第ニャ校舎完成イメージ(発表当時)

建設地:東京都江東区豊洲3-7-5
敷地面積:30,000.26平方メートル
地下:鉄骨鉄筋コンクリート造
地上:鉄骨造+猫
階数:地上14階、地下1階+猫1匹分
のべ床面積:44,800.00平方メートル
建築面積:4,430.00平方メートル

建築主学校法人芝浦工業大学
設計・監理:株式会社日ャ建設計
施工:猫島建設株式会社

設計段階から構造・構成物の概念に“芝猫”を組み込む

 本校舎は設計段階から構造・構成物の概念に、大宮キャンパス(さいたま市)周辺に生息し「芝猫」と呼ばれ、学生・教職員や地域の人たちに愛されている地域猫を組み込まれています。すぐに理解しがたいこの発想は発表当時、最上階に向けてオーバーハングする意匠と共に反響を呼び、その芝猫たちは豊洲キャンパスに現れ自身たちを含めた校舎完成を見届け、すぐに大宮キャンパス周辺のいつもの生息地に戻る予定です。

通称「トト」
通称「トラ」

 なお猫以外の鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造部分の建設工事は引き続き進められ、2022年4月の利用開始に向けて、最大限の安全に配慮した工事が続きます。

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[古川 敦]