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1時間あたり税込330円で缶詰になれる! “やってしまった”を14時間で取り戻す「締切に追い込まれた方」専用テレワーク個室プランが誕生~机・椅子・電源・Wi-Fiだけで、TVも漫画も猫もゲームもないので集中できる

[2021/8/12 23:03]

 ワークスペースのシェアリングサービス「テレスペ」を運営するテレワーク・テクノロジーズが、1日14時間で取り戻せる「締切に追い込まれた方」専用テレワーク個室プランを2021年8月10日(火)から提供しています。同社では「個人・法人の『追い込まれてて1日で取り戻したいとき』を強力にサポートする」としています。

 現在、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、オンライン会議が広がり、同社のテレワーク個室サービスもオンライン会議、ウェブ面接を目的とした1時間利用が増えているとのこと。その一方で、1時間を前提としたいわゆる時間貸しでは、1時間1,100円(275円/15分)前後が料金相場となっており、長時間利用には向いていない状況です。

 今回の「締切に追い込まれた方」プランは、机と椅子しかない個室を1日14時間提供することにより、個人・法人が“やってしまった”ときに、丸1日だけ本気を出せばなんとか取り戻せる希望と環境を、1時間あたり330円(税込)、14時間で4,620円(税込)の低価格で提案するとしています。

 1日で取り戻す場所としてホテルは確かに快適ですが、シャワーを浴びてビールを1缶飲んで、ベッドで休むと、おそらく3時間は経ってしっている…。だからこそ、締め切りに追われているのでは…!?

 今回のプランでは、テレビも、NETFLIXも、漫画も、猫も、パートナーも、子供も、お酒も、ゲームも、一切ありません。椅子と、机、それに電源とWi-Fiだけの環境で、「14時間自分を追い込んでいただけましたら幸いです。飲食物の持ち込みは可能なので、レッドブルやスニッカーズなどはご自身でお持ち込みください」とのことです。

 なお、喫煙、飲酒などは禁止です。個人だけでなく、法人で“やらかしてしまった”場合の利用も歓迎し、法人クレジットカードでの決済、または領収書をPDFでダウンロードできます。

 資料作成など、一人での「締切に追い込まれた方」が想定されていますが、2名で「締切に追い込まれた方々」のために一部、2名で利用できる部屋も用意されています。2名で14時間締切に向かって作業せざるをえない「方々」は、サイト内より、恵比寿、秋葉原の部屋が利用できます。2部屋の料金は1.5倍の1時間495円(税込)となります。

 締切に追い込まれた「チーム」が1日で遅れを取り戻したく、もう在宅ワークなどと言っていられなくて1カ所に集まって14時間走りたいという場合には、新宿三丁目なら6名程度のチームで利用可能。HDMIケーブル付きモニタも1つ、専用の高速Wi-Fi(2.4G/5G)でチームの追い込みがサポートされます。料金は3倍の1時間990円(税込)となります。また、こちらの部屋は飲酒OKなので、「十分にご注意ください」とのことです。

[古川 敦]