ライフ

神保町一丁目1番の三省堂書店本店が建て替えのため来年3月に営業を終了 40年前に創業100周年記念事業として竣工~2025年頃に“本の街”にふさわしい本店を建設予定

[2021/9/2 20:10]

 三省堂書店が2日、東京都千代田区神田神保町一丁目1番の本社・本店ビル(隣接する第2・第3アネックスビルを含め敷地面積合計1745.88平方メートル)を建替えると発表しました。

 現社屋は、1981年3月に創業100周年記念事業として竣工。その後、長きにわたり神保町本店(旧・神田本店)として愛されてきましたが、建設から約40年が経過し建物設備の老朽化が進んだことから、建て替えを決定したとしています。

 今後のスケジュールは、2022年3月下旬にて神保町本店の営業を終了し、同年4月に解体を開始、その後2025~6年頃の竣工を予定しているとのことです。新たな建物には2025、本の街・神田神保町にふさわしく、今後も多くの人々に愛される新・神保町本店を検討していくとしています。

 また、それに伴い本社部門の移転も予定されていますが、移転先及び工事期間中の仮店舗は現在検討中で、追ってご案内するとのことです。

[古川 敦]