客室乗務員が828mの世界一高い超高層ビルの頂上に立つエミレーツ航空CM第2弾が公開! エアバスA380型機が近くを飛行しドバイ万博をアピール～メイキング動画も公開。数ヶ月にわたる綿密な計画を経て実現
エミレーツ航空が、世界最大級イベントである「ドバイ万博」を盛り上げ、ドバイ訪問者数増加に向けて2,000万ドルを投じた大規模キャンペーンの一環として、客室乗務員が高さ828mの世界一高い超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」の頂上に立つCM第2弾「See you at Dubai Expo」を公開しました。今回のグローバルマルチチャンネル広告は、テレビ、映画、デジタルメディアおよびSNSで、19カ国に向けて12カ国語で展開されます。
2021年8月に、客室乗務員が世界一高いビル「ブルジュ・ハリファ」の頂上に立つCM「We're on top of the world」を公開し、話題を集めたエミレーツ航空が、ドバイの信念「nothing is impossible(不可能はない)」に基づき、さらにスケールアップしたCM「See you at Dubai Expo」を制作。数ヶ月にわたる綿密な計画を経て、ドバイ万博をテーマにしたA380特別デザイン機が「ブルジュ・ハリファ」の周囲を飛行する新広告となっています。
新CMでは、エミレーツ航空客室乗務員の制服を着用した勇敢なスタントウーマンが再び「ブルジュ・ハリファ」の頂上でメッセージボードを持ち、ドバイ万博への招待状を掲げています。世界一高いビルの頂上にしっかり立ち、近くを飛行する色鮮やかなドバイ万博テーマA380特別デザイン機に向かって手を振ります。
ドバイの象徴的なスカイラインもダイナミックに撮影されており、ドバイ万博会場の中核施設「アル・ワスル・ドーム」の上空映像で終わります。さらに、今回の撮影の裏側の動画も公開されています。
一見すると簡単に撮影されたように見えますが、プロジェクト全体を通して、ドバイ航空当局の関係者などと連携し、綿密な計画を経て撮影。低空飛行の撮影中は、あらゆる場面で安全性を最重視。緻密な飛行計画に基づき、エミレーツA380は「ブルジュ・ハリファ」の高さに相当する2,700フィートの低空、エアバスA380型機の平均巡航速度である約480ノットに対し、非常に低速な145ノットで飛行したとのこと。
この低速飛行により、「ブルジュ・ハリファ」の周囲を効率的かつ連続的に周回することができ、ドリフトすることなく最小半径で飛行することができたとしています。なお、今回のCMの最適なシーンを撮るため、エミレーツA380は「ブルジュ・ハリファ」の周囲を合計11回旋回したとのことです。
また、航空機は、「ブルジュ・ハリファ」の頂上に立つスタントウーマンのすぐ近くを飛んでいるように見えますが、実際は0.5マイル以上離れているそうです。
計画段階では、エミレーツ航空のパイロット、フライトオペレーションチーム、航空管制官、ヘリコプターパイロット、ドローンオペレーター、撮影チーム、エミレーツ航空マーケティングチーム、エマール社チーム、規制当局、アラブ首長国連邦民間航空総局(UAE GCAA)とドバイ民間航空局(DCAA)が緊密に連携し、プロジェクトの細部について話し合い、フライトプランの作成、リスクアセスメントの実施、航空交通量や飛行区域の確認、風や気象条件の測定など、さまざまな検証が行なわれたとのこと。
撮影前に、パイロットはエアバスA380型機のフライトシミュレーターで訓練飛行を複数回実施し、全ての視覚的な基準点を把握し、操縦を確認。シミュレーターで訓練することで、撮影および飛行中のコミュニケーション方法も事前確認することもでき、全ての関係者が安全な環境で撮影に取り組むことができたとしています。
さらに、ドバイの航空管制交信と緊密に連絡を取り、撮影区域を一時的に制限区域に設定して、すべての撮影パターンが円滑に行われるよう徹底。撮影と低空飛行は2021年10月13日と14日に行なわれ、リスクを軽減するために、撮影フライトはドバイ国際空港の出発ピーク時間外に実施されました。
エミレーツ航空社長のティム・クラーク卿のコメント
6カ月間にわたる万博開催期間も中間地点を迎えましたが、ドバイ万博の興奮と勢いは変わらず続いています。我々の最新CMは、ドバイ万博のメッセージを大胆に伝え、世界最大級イベントへの来場を呼びかけています。数多くのアトラクション、トップクラスのエンターテインメントや音楽、魅力的なスポーツ、各国やテーマ別の活気に満ちたパビリオン、熱気あふれるグルメシーンなど、すべてを一度に楽しめる場所は他にありません。
ドバイとドバイ万博の魅力もさることながら、我々は世界中の旅行者が冬期と春期休暇にエミレーツ航空でドバイを訪問する理由をさらに増やすことを目指しています」と語っています。