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「青いマックの日」の募金総額は昨年を大きく上回る74,415,783円 重い病気と闘う子供とその家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」支援を目的にマクドナルド店舗が青一色に

[2022/12/20 21:49]

 日本マクドナルドが、重い病気と闘う子供とその家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」(DMH)支援を目的としたチャリティ活動「青いマックの日(マックハッピーデー)」を2022年11月6日(日)に全国のマクドナルド店舗で実施。6回目の実施となる今年の「マックハッピーデー」に賛同した募金と、マクドナルドからの寄付などを合わせた総額が74,415,783円となったことを報告しています。

 「マックハッピーデー」は、全国のマクドナルドで「ハッピーセット」の購入1つにつき50円を、マクドナルドからDMHを運営する公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンに寄付する、チャリティ活動です。

 今年は「マックハッピーデー」のテーマとして“青いマックの日”を掲げ、マクドナルド店舗では、青いバルーンやPOPなどで店内装飾をしたり、商品を入れるバッグを青い限定パッケージに変更。店舗をDMH支援のテーマカラーである青一色に染め、マクドナルドと利用者、DMH利用者の心をより一つにする活動を行なわれました。このテーマカラーには、DMHを利用している家族が、少しでも穏やかな気持ちで病気の子供たちと過ごせるよう応援したいという想いが込められているとのことです。

 寄せられた募金はすべてDMHを運営する公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンへ届けられます。

「ドナルド・マクドナルド・ハウス」概要

 自宅から遠く離れた病院に入院する子供に付き添う家族のための滞在施設。現在、全国で難病に苦しむ子どもの数は推計14万人と言われています。このような子供たちが専門的な最善の医療を受けるためには、自宅から遠く離れた病院に入院するケースも多くあります。子供の入院・通院には家族の付き添いが必須になるため、家族を地元に残して病院に通う生活を続けなければならない親御さんは、心身ともに疲弊してしまいます。

 家族の経済的、精神的負担を少しでも軽減し、入院している子供に笑顔で付き添えるように、「ドナルド・マクドナルド・ハウス」は病院のすぐそばに建てられており、1人1日1,000円で利用できます。建設から運営まで、ハウスは100%寄付や募金、地域ボランティアの力に支えられており、「公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン」が運営しています。

 「ドナルド・マクドナルド・ハウス」は、1974年アメリカのアメフト選手の切なる願いで誕生し、45の国と地域に383ヵ所開設しています。子供が入院した際の経験から、アメリカンフットボール選手が病院の近くに家族が少しでも安らげる滞在施設を求める活動をはじめました。これに病院医師や近隣のマクドナルドフランチャイズのオーナーが協力し、1974年にフィラデルフィアでハウスは誕生。日本では、2001年に第1号ハウスが誕生、公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンが運営しています。日本マクドナルドは、1号ハウスの開設のみならず、財団の設立から深く関わり、継続してハウスをサポートしています。

 入院生活を続ける子供たちにとって、家族と離れて治療を続けることは大きな不安を伴います。ハウスは、そうした子供の不安と、付き添い家族の精神的・経済的負担を支えるため、病院のすぐそばにある「第二のわが家」として、全世界に383ヵ所開設されています。

※ハウス数は2022年12月時点のものです。

[古川 敦]