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【2023年冬ドラマ】北川景子が月9初主演作で新米教員役! 裁判官からロースクールに派遣された新米教員が新風を巻き起こすリーガル青春群像劇「女神の教室~リーガル青春白書~」が本日9日(月)スタート

[2023/1/9 19:23]

  2023年冬ドラマとして、2023年1月9日(月)21時からは、北川景子さん主演の「女神の教室~リーガル青春白書~」がスタートします。

【月曜】 2022年1月9日
21:00~ 「女神の教室~リーガル青春白書~」/フジテレビ
脚本:大北はるか、神田優/出演:北川景子、山田裕貴、南沙良、高橋文哉、前田旺志郎、前田拳太郎、河村花、佐藤仁美、宮野真守、小堺一機、尾上松也、及川光博

1月9日21時にスタートする「女神の教室~リーガル青春白書~」公式サイトより

 北川景子さんが月9初主演作で新米教員役。裁判官からロースクールに派遣された新米教員が新風を巻き起こす!? ロースクールのリアルな日常、教員と学生たちの成長を描くリーガル青春群像劇。

 2023年最初の月9ドラマは、北川景子さん主演の「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」。未来の法曹界を担う若者たちが通うロースクール(法科大学院)を舞台に、裁判官で実務家教員の主人公と彼女を取り巻く人々が自身の価値観をぶつけ合いながら法曹界のあり方を問うリーガル&ロースクールエンターテインメント作品。

 北川さん演じる主人公が「人を知らなければいい法律家にはなれない」をモットーに、ロースクールで「法」だけでなく「人」を学ぶ授業を展開。“司法試験合格”という目先のゴールばかりにとらわれるロースクールの現実に、新風を巻き起こしていきます。

 裁判官や検察官、弁護士などの“法曹界”を目指す学生たちが通う法科大学院、通称・ロースクールが舞台となり、北川さんが演じる裁判官の主人公・柊木雫(ひいらぎ・しずく)が、実務家教員としてロースクールへ派遣されてきたことで物語が始まります。

 青南大学法科大学院に派遣教員としてやってきた柊木は、教員の藍井仁(あおい・じん)と5人のロースクール生たちに出会います。しかしそこで、目先の“司法試験合格”のみを目指すロースクール生の姿を目の当たりにします。教員側は学生に司法試験のノウハウを教えることにしか興味が無く、学生たちも単位が取りやすい授業を履修しながら試験の対策になることしか求めていませんでした。裁判官時代は一つ一つの事案に時間をかけ、「人を知らなければいい法律家にはなれない」を信念に職務を全うしていた柊木。

 そんな彼女が、日本の司法を担う学生たちを立派な人材に育て上げるため、授業で重視したのは“人々の行動に隠れたなぜ?”を見つめること。学生たちが法曹界に進み、実際の事件を扱うとき向き合うのは、法とさまざまな事情を抱えた“人間”です。だからこそ柊木は、まずは人を知ること、知ろうとすることが大切だという信念を教え込むのです。そこで彼女は毎回、ある判例を取り上げそこに登場する人物の行動に着目。真逆の価値観を持つ藍井や学生たちと切磋琢磨(せっさたくま)しながらも法の教科書には載っていない“気づき”を与えていきます。ひょんなことから教鞭(きょうべん)を振るうことになった柊木が、法の教科書には全く載っていない「人」を知るための授業を始めます…。

 柊木たちが法と人を見つめる傍らでは、手に汗握るサスペンス的な展開も。しかしそれは法では罰せられない程度の嫌がらせばかりで…。なぜ柊木とその周辺を狙った嫌がらせが起こるのか、そしてその犯人とは…!?

 青南大学法科大学院の派遣教員として教壇に立つこととなった主人公の柊木は、豊かな感受性と気さくさで人間味溢(あふ)れる人物。裁判官という職業柄、エリートで完璧なタイプと思われがちですが、完璧とはほど遠い。トンカツが大好物。

 学生時代に父親が勤め先の町工場を解雇されたことで、原告側の家族として裁判に同席。その際に裁判官が原告一人一人の話に熱心に耳を傾ける姿に感銘し、自身も裁判官を志すようになります。大学卒業後はロースクールで法律を学び、東京地裁・刑事部の裁判官として活躍していました。学生時代の体験やロースクール時代の恩師との出会いから、“人を知らなければいい法律家にはなれない”という信念を持ち、とことん人を知ろうとし、人と関わろうとします。

 しかしその信念があだとなり、月に30件・年に300件の裁判を受け持たなければならない中で、効率よく案件をこなせずにいました。そんなある日、裁判所の所長から辞令を渡され、派遣教員としてロースクールへの勤務を命じられることになります。12年ぶりに訪れたロースクールでは、かつて自身が学んだような実務に通じる授業は行われず、司法試験の合格という目先のゴールのための授業ばかり。そんな現実に違和感を覚えた柊木は、法曹界の未来をよりよくするために人と向き合い、見つめながら“人を知るため”の授業を始めていくのです。

[古川 敦]