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【2023年冬ドラマ】吉高由里子×北村匠海×脚本・大石静! 年下の彼とのピュア・ラブストーリー「星降る夜に」が本日17日(火)スタート~感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医と、音のない世界を生きる遺品整理士

[2023/1/17 14:42]

  2023年冬ドラマとして、2023年1月17日(火)21時からは、吉高由里子さん×北村匠海さん×脚本・大石静氏の年下の彼とのピュア・ラブストーリー「星降る夜に」がスタートします。

【火曜】 2022年1月17日
21:00~ 「星降る夜に」/テレビ朝日
脚本:大石静/出演:吉高由里子、北村匠海、千葉雄大、猫背椿、長井短、中村里帆、吉柳咲良、駒木根葵汰、若林拓也、宮澤美保、ドロンズ石本、五十嵐由美子、寺澤英弥、光石研、水野美紀、ディーン・フジオカ

1月17日21時にスタートする「星降る夜に」公式サイトより

 閉ざした心に、星のような輝きを届けてくれたのは、自由に生きる《10歳下の彼》でした。恋愛ドラマの名手・大石静氏が紡ぐ大人のピュア・ラブストーリー。吉高由里子さんがテレ朝ドラマで初主演。大石静氏が瑞々しく描く年下の彼とのピュア・ラブストーリーで北村匠海さんと恋に落ちます。

 のどかな海街の病院で働く産婦人科医・雪宮鈴(35歳/吉高さん)と、高齢化社会となった日本で今まさに注目を集めている職業=遺品整理士として働く柊一星(25歳/北村さん)。命の《はじまり》と《終わり》をつかさどる《対照的な2人》が固定概念を鮮やかに飛び越え、ひたむきな10歳差恋愛を育んでいく―。

 実は鈴、新たな命の誕生という輝かしい瞬間に真摯に手を差し伸べる一方、窮屈で息苦しい社会の中で心がすり減り、誰に弱音をはくこともできない“孤独”な女性。必死に勉強して医者になり、努力してお金と地位を築いた代わりに、共に戦った仲間や、昔抱いていたはずの熱意や夢は失ってしまいました。

 「女性の社会進出」と無駄に時代に誉めそやされ、かと思えば「上を目指す女は面倒」とむげに扱われ…社会は必ずしも正しい者の味方ではないし、戦っても疲れるだけと学んだ鈴。「辞めたい」と思うほどもう若くないし、いまさら熱意あふれた自分には戻れない…。いつの間にやら笑顔も涙もどこかに置いて、どこか死んだ魚のような目で働きながら毎日を消化する…。

 そんな彼女はある日、息抜きのためソロキャンプへ。一人で酒をあおり、燦然と輝く星空を見上げる鈴。そこへ現れたのは…何も語らず、自分に向かってカメラのシャッターを連続で切る一星。しかも彼、いきなり鈴にキスをして…!?

 そんなドラマチックな出来事を経た翌朝、微妙に記憶のない頭を抱えて目覚めた鈴は、一星が何か手でサインを伝えたまま、去ってゆく背中を見送ることに。夢かうつつか…ふと現実に戻った鈴は、やがて一星のサインの意味に気づきます。それは…

「お前のゲロは全部片付けた、バカ女」

 実は一星、手話で悪態をついていたのです。しかも…この出会いは、やがてお互いにとって《かけがえのない運命の出会い》となることに! 音のない世界を生き、映画鑑賞にキャンプに世界旅行にカメラ…と多趣味で自由奔放、心のままに人生を謳歌している一星。世界中に友人を持ち、自信に満ちあふれ、どこまでもフラットで、コンプレックスもない――そんな10歳も年下で、時々妙に強引で子どもっぽいけれど、どうにも目を逸らすことのできない輝きを放つ彼に触れ、さまざまな《既成概念》に押しつぶされて窮屈に生きる鈴の心は、どんどん解放されて…。

[古川 敦]