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【2023年冬ドラマ】山崎育三郎が自らも発達障害を抱える児童精神科クリニック院長に! メスを持たない新医療ドラマ「リエゾン-こどものこころ診療所-」が本日20日(金)スタート

[2023/1/20 12:43]

  2023年冬ドラマとして、2023年1月20日(金)23時15分からは、山崎育三郎さんが自らも発達障害を抱える児童精神科クリニック院長に! メスを持たない新医療ドラマ「リエゾン-こどものこころ診療所-」がスタートします。

【金曜】 2022年1月20日
23:15~ 「リエゾン-こどものこころ診療所-」/テレビ朝日
原作:ヨンチャン、竹村優作/脚本:吉田紀子、ほか/出演:山崎育三郎、松本穂香、志田未来、戸塚純貴、是永瞳、風吹ジュン、栗山千明

1月20日23時15分にスタートする「リエゾン-こどものこころ診療所-」公式サイトより

 「Dr.コトー診療所」脚本家・吉田紀子氏による、メスを持たない新医療ドラマ。主演・山崎育三郎さん×ヒロイン・松本穂香さん。自らも発達障害=凸凹でこぼこを抱える児童精神科医&研修医が生きづらさを持つ子どもと親に正面からまっすぐ向き合うヒューマンドラマ。

 リエゾン――フランス語で「連携・つなぐ」を意味する言葉。リエゾン精神医学とは、医師・臨床心理士などの精神医療の専門家が、他の診療科と、さらに広義には教育・行政・福祉などと連携しながら、ひとつのチームとして総合的な医療サービスを行なうこと。

 ただでさえ多くの人が生きづらさを感じる現代で、不得意なことがあったり、時に周りを困らせてしまったりする特性=凸凹(でこぼこ)を持つ発達障害の子どもとその家族は、計り知れない苦悩を抱えています。郊外の児童精神科クリニックを舞台に、自らも発達障害を抱える院長と研修医の凸凹コンビが、発達障害をはじめ、様々な生きづらさを抱える子どもとその家族に真っすぐに向き合い、寄り添っていく姿が描かれます。

 山崎さんが演じるのは、郊外にある児童精神科、さやま・こどもクリニックの院長を務める佐山卓。総合病院を実家に持ちながら、叔母が営んでいた小さなクリニックを引き継いでいます。そのことで一族からは変わり者扱いされますが、そこにはある信念が――それは、自らも発達障害(ASD)を抱え、誰よりもその苦悩を理解する佐山は、患者の子どもとその家族とじっくり向き合う時間を大事にしているということです。

 発達障害の子どもに向き合っていくことになる研修医・遠野志保役を演じるのは、テレビ朝日ドラマ初出演となる松本穂香さん。遅刻に忘れ物、ミス連発のドジな研修医、小児科で研修をしていた時に、ある重大な失敗を犯してしまい、さらに自分が発達障害(ADHD)だと知り、一度は医者になる夢を諦めかけますが、佐山との出会いが志保の背中を押すことに。そして、苦悩を抱えながらも、その明るくひたむきな性格で、佐山とともに心の生きづらさを抱える子どもや家族に真っ向から向き合います。

 原作は累計100万部を突破し、「モーニング」(講談社)で現在も連載中の同名漫画。「第4回THE GATE」大賞を受賞したヨンチャン氏が原作・漫画、「第1回漫画脚本大賞」奨励賞を受賞した竹村優作氏が原作という、賞レース受賞者の黄金コンビが手掛ける大人気作です。

[古川 敦]