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「エルピス」のボンボンガールや、モスバーガーCMでも話題の華村あすかが、すべてを脱ぎ捨てカメラと向き合った写真集「真価論」が24歳の誕生日18日(土)に発売! 記念会見で「最高の写真集になりました」 [写真18枚]

[2023/3/19 14:15]

 2022年放送、「エルピス―希望、あるいは災い―」(フジテレビ系)にも出演して注目度急上昇中の華村あすかさんが、鮮烈グラビアデビューから5年、2冊目となる写真集「真価論」を、誕生日の2023年3月18日(土)に講談社から発売。A4変型判上製112ページで、価格は3,630円(税込)、デジタル版は3,520円(税込)。華村あすかさん本人セレクトの30カットをプラスした「真価論 スペシャルエディション」も3,850円(税込)で5月1日(月)に配信予定です。

(c)沢渡 朔/講談社

 写真集「真価論」の発売と、24歳バースデーを記念した会見が開催され、丁寧に言葉を選ぶような質疑応答と、高級感ある造本体裁でずっしりと重い写真集を片手でひょいと持ち、トレーニングの成果(?)も披露しました。

 2作めの写真集出版の話が来た際は、「昨年も写真集を出版させて頂いたのですが、写真集ってそんな度々出すもんじゃないなと思っていたので、こんなに早く声をかけて頂けるとは」と、驚いたそうで、それと同時に「ちょうど髪を切った時期だったんです。その頃すごく元気がなくて、声をかけて頂いたことで本当に救われました。すごく元気をもらえたんです」と、前向きな気持ちになるきっかけとなったとのこと。

 「今の自分を客観的に見つめ、かつ自分を認めてあげよう」というのが今回のコンセプト。そんな思いを込め自ら命名した「真価論」というタイトルは、「癖が強いと思われるかもしれませんが……」と切り出し、「6年間芸能のお仕事をしてきて、“自分はどう有りたいんだろう”、“どうしたら自分を好きになれるのかな”と、もがき続けて、ようやく自分を好きになれる方法を見つけたんです」と明かしました。

 「デビュー当時に比べたら、痩せすぎちゃったかな? と感じる方もきっといると思います。でも、私はまずファッションを好きになって、ファッションに合う体づくりのトレーニングをするようになると、気持ちが明るくなるんです。いまの自分の姿を好きになれたのは最近なんです。その自分の心の“進化”と、自分の好きなことに気づけたという“深化”を組み合わせて『真価論』とさせて頂きました」とタイトルに込めた思いを説明しした。

 撮影は、2022年7月に千葉の海岸と山梨の山岳部で行なわれ、「大変だったことはほとんどなくて、お天気にも恵まれました。自然が大好きなので、自然豊かな場所で撮影できたのは幸せでした。ですので撮影のとき、登らなくてもいいような場所にも勝手に登ってしまって(苦笑)。『なんでそんな所にいるの!?』と気になるようなカットは、私のせいです(笑)。道が険しくて、体を張って頑張って。『ここはヤマビルがいっぱいいて、上から降ってくるから気をつけてね』と言われて、行く前は少し怖かったんです。でも、着いてみたらジブリ作品みたいな景色だし、大きな樹にパワーをもらった気持ちになれたり、浄化されていました」と、ロケ地に癒やしをもらえたそうです。

(c)沢渡 朔/講談社
(c)沢渡 朔/講談社

 さらに、「数年間ボディメイクしてきて、その成果を試される体幹を使うような撮影もしたんです。今日の衣装もそうですが、そのボディメイクをしてきたからこそ着られた衣装も多くて……。写真集のために体づくりをしてきたからこそ、このロケーションがピッタリはまったのかな」と、これまでの積み重ねの“真価”を発揮できるロケ現場だったとのこと。

 撮影を通して心境にも変化があったそうで、「いままで自分を好きになれなかったので、ようやく、自分を好きになってもいいのかな、と写真集の撮影を通して感じました。自分が頑張ってきた成果が、格好いい写真に切り取られていたり、こんなところにトレーニングの効果が出ているんだと気づけたりして。自分の心の変化を言葉にして発信するのは勇気がいるし、一歩間違うと大変なことになりかねないけど、写真にすると、自分の気持ちもすごく伝わるような気がして。この写真集発売をきっかけに、自分の“真価”が伝わってくれるかもと思うと、ちょっとラクになれました。まだ、このお仕事を続けていっていいんだ、という気持ちにして頂けて。気持ちがちょっとずつ明るくなりました」と語りました。

 この日は、お気に入りのカットと同じ衣装を着て登場。その美背中も披露しました。お気に入りカットに選んだ理由は「私って童顔なんですけど、それが際立っていて、これはそのまんま私だという気がして。自分の大好きな衣装と、自分ってこんな顔だよな、というものが重なって印象に残ったからです」と、自分らしさを表現できたカットだとのこと。

 写真集発売を一般告知して以降は「オフショットをSNSなどに掲載しているんです。いままで“カワイイ!”という言葉を頂くことが多かったんですが、今回は格好いいというお声を頂いて新鮮でした。嬉しかったですね」と、これまでとは違った手応えもあるといいます。

(c)沢渡 朔/講談社

 その反響には、「エルピス」での好演も手伝ったようで、「身内や仕事じゃない場所で、女性の方からSNSでフォロー頂いたり、メッセージを頂くことが以前より多くなって嬉しいです。それと、とんでもない作品だし、どこの現場でもみなさんが『観てたよ!』と声をかけてくださって。こんなに多くの方が観てくださっていたんだって。放送はもう終わっていますけど、夢を見てたんじゃないかって」と、いまだ夢見心地な気分にもなるそうです。

(c)沢渡 朔/講談社

 もし、「エルピス」主演の長澤まさみに写真集を渡す機会があったら?との質問には、「目をつぶって渡すと思います(笑)。長澤まさみさんとのシーンもあったんですけど、それはお芝居だから、お仕事だから、本番の撮影だから、ということでできましたけど、そうじゃないときは、美しすぎて、直視すらできなくて」と、気後れしっ放しだったそうです。

(c)沢渡 朔/講談社

 写真集を自己採点すると、「もちろん100点です! でも、数値化できないくらい感無量で、最高の写真集になりました」という華村さん。次に写真集を出すならいつ頃?という質問には「(まだ)早い!(笑)いつになるんだろう。いま24歳だから、想像つかないけど30歳くらい? 地元の山形県で撮りたいです。格好良くというより、山形にいるときの私はこうなんだよ、というのが分かる親近感の湧くような感じに」と、思い明かしました。

(c)沢渡 朔/講談社

 今後は、「お仕事を通して、お芝居の楽しさに改めて気づいたんです。『これ以上やりがいを感じるものはない』と思えるくらい、お芝居をもっとやりたい気持ちが強くなってきています。これからももちろんいろんな作品に出会いたいですけど、『またお仕事を一緒にやりたい』と思ってもらえるような人間になっていきたいです」と抱負を語りました。

(c)沢渡 朔/講談社

 また、今はタイトルは言えないとのことですが「いま髪にインナーカラーを入れていて、撮影に入っています。すごい大作で、6年間やってきて一番大きな仕事と言えるくらい、すごく大きな作品に参加させて頂いています。その情報解禁はまだまだ先だと思いますけど、楽しみにしていてもらえれば」とアピールしました。

【プロフィール】
1999年3月18日生まれ。山形県出身。T168/B82/W56/H82
2017年にスカウトをきっかけに芸能界デビュー。
愛らしいルックスとスレンダーな美ボディを武器にグラビア界で圧倒的な存在感を示している。2018年にはドラマ『宮本から君へ』でヒロイン役を果たし、女優としても活躍中。

[古川 敦]