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【2023年秋ドラマ】男女の間に友情は成立するのか? 多部未華子×松下洸平×今田美桜×神尾楓珠主演「いちばんすきな花」が本日12日(木)スタート~「silent」の脚本 生方美久と村瀬健プロデューサーが再タッグ!

[2023/10/12 15:05]

  2023年秋ドラマとして、2023年10月12日(木)22時からは、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマにした「いちばんすきな花」がスタートします。

【木曜】 2022年10月12日
22:00~ 「いちばんすきな花」/フジテレビ
脚本:生方美久/出演:多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠、齋藤飛鳥、白鳥玉季、黒川想矢、田辺桃子、泉澤祐希、臼田あさ美、仲野太賀

10月12日22時にスタートする「いちばんすきな花」公式サイトより

 4人主演ドラマで多部未華子さんがフジ連ドラ初主演。「silent」の村瀬健プロデューサー×脚本・生方美久さんが“クアトロ主演”という新しいスタイルで4人の男女による“友情”の物語を描く。

 10月スタートの木曜劇場は、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに、違う人生を歩んできた4人の男女が紡ぎ出す“友情”と“恋愛”、そしてそこで生まれるそのどちらとも違う“感情”を丁寧に描いていく、新しいスタイルのドラマ。

 年齢も性別も過ごしてきた環境も違う4人の男女が紡ぎ出す、見る者の心を静かに揺さぶる新たな時代の“友情”の物語。同時にそれは、“恋愛”も“友情”もぜんぶ含めた“愛”の物語。この物語の主人公は潮ゆくえ(うしお・ゆくえ/多部未華子さん)、春木椿(はるき・つばき)、深雪夜々(みゆき・よよ)、佐藤紅葉(さとう・もみじ)という別々の人生を送ってきた4人の男女。そんな年齢も性別も、育ってきた環境も全く違う4人がある日、「唯一心を許せた異性の友達が、結婚を機に友達では無くなってしまった」、「結婚を考えていた彼女を、彼女の男友達に奪われた」、「友達になりたいだけなのに、異性というだけで勝手に恋愛と捉えられてしまう」、「友達の友達もみんな友達と思っていたが、気付けば本音を話せる相手はいなかった」と、それぞれの日常のなかで“友情”や“恋愛”にまつわる人間関係に直面してしまいます。

 境遇だけでなく、考え方も全く違う彼らが、ふとした出来事を機に巡り会い、“友情”と“恋愛”というテーマに自然と向き合っていくことになるストーリー。それまで別々のものだった4人の物語がいつしか重なり合い、1つの物語となっていきます。4人の間に生まれる感情、そして4人を取り巻く人々との間に生まれる感情を丁寧に描きつつ、“本当に大切なものは何なのか”が紡ぎ出されていく、新たな時代の“友情”の物語であり、同時に“恋愛”も含めた“愛”の物語。くすっと笑って、ふわっと泣ける。愛すべき登場人物たちを優しい気持ちでずっと見つめていたくなる、そんな優しいドラマ。

 主人公の1人・ゆくえは、新潟から上京し、妹と2人で暮らしながら学習塾の講師として働いている女性。他人や物事を一辺倒に見ないという意味で、ゆとりのある性格をしており、それによって周りに新鮮な意見を与えます。一方で自身のことに関しては「こうしなきゃ」と思い込みがちな一面も持っています。子どもの頃から勉強も運動も人間関係も全部がんばってきたのですが、「がんばると嫌われる」ということも知っています。女友達にあまり本音を出すことができず居心地が悪い思いをしてきていた経験から、「子どもの頃から二人組をつくるのが苦手だった」という思いを抱えています。

 そんなゆくえには、学生時代から1人だけ気さくになんでも話せる男友達がいました。恋愛関係に発展することもなく、唯一がんばらなくていい関係でいられる相手でしたが、ある日、その彼から「もう会えない」と言われ、突然、友情関係は終わりを迎えてしまいます。その男友達を失って、さすがに全部をがんばれなくなり、いつからか家族や妊婦やカップルを見ても「うらやましい」と思えなくなってしまいました。そんなゆくえが、ふとした出来事で椿、夜々、紅葉と出会うことになって…。

 脚本を務めるのは昨年、社会現象とも言われた木曜劇場「silent」の脚本を担当した生方美久さん。2作目となる今回執筆するドラマは、“男女の間に友情は成立するのか?”という永遠の命題をテーマにした作品。生方さんにとっては新たに挑戦するジャンルになります。そして、生方さんを見出して「silent」に大抜擢し、今回もタッグを組むことになる村瀬健プロデューサーは「彼女にしか描けない、彼女だからこそ描ける“友情”の物語です」とコメントを寄せています。

 さらに演出は、同じく木曜劇場「silent」にて同じ思いを共有し、丁寧に作品作りに取り組んだ髙野舞監督が担当することも決定。村瀬プロデューサーも「『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『silent』と一緒にやってきて、“優しさ”を映像にしてくれる最高の監督だと思っています」と信頼を寄せるなど、本作でも登場人物たち1人1人の人生に寄り添いながら描いていく作品を作り上げることができるメンバーが集結しています。

[古川 敦]