まるで藁の束を持ち歩いているように見えるバッグ!? Polèneが夏にぴったりのアイテム「Paï」を発売～世界で100個限定販売で116,000円

　ポレーヌ・ジャパンが、パリ発レザーグッズブランド「Polène」(ポレーヌ)から、わらの束をそのままバッグに仕立てたような新作バッグ「Paï(パイ)」を2024年7月5日に発売しました。世界100点限定販売で、価格は116,000円。「麦わら」を意味するフランス語の「paille」が元になったこのバッグの名前は、インスピレーションの源となった素材にちなんだものです。

　自由なクリエイティビティを重視し、素材に対し詩的で遊び心のあるアプローチを大切にすることで生まれた「Paï」。大胆さと美しさの境界を突き破りたいというPolèneの望みを、皮革加工の技術によって表現したものとのこと。Polèneが目指す方向性は、人のまなざしを集め、はっと息をのむような作品を生み出したいという野心的なもので、限定モデルの新作を毎年発表し、斬新な創造性を追求しています。

　第1弾となる「Paï」は、天然ラフィアを使用し、わらの束をそのままバッグにしたかのような幻想的なデザイン。野原の麦わらから直接インスピレーションを得て、100%天然のオーガニック認証を受けたラフィア素材をコニャックのレザーストラップ2本で束ねたものに、ダブルのショルダーストラップが付いた姿は、麦わらの束そのもののような錯覚を起こさせるとしています。

　レザー製品とトランク製造の技術によって、この夢のようなバッグが形になり、そこには職人たちによる共同作業の世界が広がっているとのこと。それぞれのトランクは、FSC認証を受けた地元のマツ材を使い、スペインの家具職人によって1点1点彫刻され、アンダルシア州ウブリケの職人によって内側と外側に滑らかなフルグレインのカーフレザーが張られ、その後ヤシの繊維で覆われています。オーガニック認証を受けたラフィア素材はマダガスカル産で、完璧に均等な色合いで見分けられる品質の高さで選ばれているとのことです。

　「Paï」は、ショルダーストラップの長さを調整することで、ショルダーバッグとしてもクロスボディバッグとしても使用できます。内側にはポケットが付けられており、マグネットで開閉します。