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町田市がスマホやハンディ扇風機など充電式電池が取り外せない小型家電を8月からゴミ置き場で月1回収 不燃ごみや可燃ごみに混入して、ごみ収集車やごみ処理施設で火災が繰り返し発生

[2024/7/31 23:33]

 東京都町田市では、8月から「充電式電池が取り外せない小型家電」(充電式小型家電)を有害ごみの日(毎月2回目のビン・カンの日)に有害ごみ(電池)のかごに出せるようになります。

毎月2回目のビン・カンの日にかごが設置されます
ルールを守って

 電気シェーバーや携帯用扇風機など、身の回りにはたくさんある充電式電池(バッテリー)を内蔵する小型の家電製品は、不燃ごみや可燃ごみの袋に混入していたことで、町田市ではこれまでに、ごみ収集車やごみ処理施設の火災が繰り返し起こっているとのことです。

2022年町田市バイオエネルギ-センター火災事故
混入した充電式電池が原因で燃えるごみ袋。東京消防庁提供

 今回、回収の対象となるのは、大きさが30×30×15cm以内で内蔵の充電式電池が取り外せないもので、スマートフォン、携帯電話、ハンディ扇風機、電子タバコ、加熱式タバコ、ワイヤレスイヤホン、電気シェーバー、電動歯ブラシ、携帯ゲーム機、ゲームコントローラー、LEDライトなどです。なお、使用済み小型家電回収ボックスや、リサイクル広場での回収は継続されます。

使用済み小型家電回収ボックス
リサイクル広場

有害ごみ(電池)のかごに出せる充電式小型家電の例

充電式小型家電として出せないもの

 ミキサー、電気ポッド、アイロン、トースター、パソコン、テレビなど充電式ではない家電製品や、パソコンおよび家電リサイクル法対象製品(テレビなど)は対象外です。

[古川 敦]