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【2024年秋ドラマ】松本若菜が“悪女役”でフジ連ドラ初主演! 新たに描く禁断のテーマは「托卵」 ひりつく大人の恋愛ドラマ「わたしの宝物」が本日17日(木)スタート

[2024/10/17 19:44]

  2024年秋ドラマとして、2024年10月17日(木)22時からは「わたしの宝物」がスタートします。なお、「TVer」で無料見逃し配信されます。

【木曜】 2024年10月17日
22:00~ 「わたしの宝物」/フジテレビ/TVer
脚本:市川貴幸/出演:松本若菜、田中圭、深澤辰哉、さとうほなみ、恒松祐里、多岐川裕美、北村一輝

10月17日22時にスタートする「わたしの宝物」公式サイトより

 松本若菜さんが、“悪女役”でフジ連ドラ初主演。「昼顔妻」、「セックスレス」…新たに描く禁断のテーマは、「托卵」。夫以外の男性との子供を、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材に、“大切な宝物”を守るために悪女になることを決意した一人の女性とその夫、そして彼女が愛した彼、3人のもつれあう感情を完全オリジナル脚本で描く、ひりつく大人の恋愛ドラマ。

 プロデュースを務めるのは、“昼顔妻”を描いた「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(2014年7月期)と、“セックスレス”をテーマにした「あなたがしてくれなくても」(2023年4月期)を手がけた三竿玲子氏。そんな踏み越えてはいけない一線で葛藤する女性を描いた「昼顔」、「あなして」の流れを汲む、夫婦のタブーを扱ったドラマの第3弾となります。

 本作のテーマである「托卵」とは、動物の習性のひとつであり、自分の卵と、誕生した雛の世話を他の個体に托す行為のこと。カッコウなどの鳥類は、他の鳥の巣に卵を産み付け、その鳥に孵化したひな鳥を育てさせています。しかし、それはカッコウに限った話ではありません。周囲の人間に決して言い出せないことから明るみにはなりませんが、夫以外の男性との子を産み、「夫との子である」と偽って夫に育てさせる女性が実際にいるといいます。「わたしの宝物」は、「托卵」という禁断の決断を下した主人公と、その真実に翻弄されていく2人の男性の運命を描いた、愛憎劇です。

 人を狂わせる「愛」とは何か?「托卵」から始まる男女の愛憎劇は、どんな結末を迎えるのか?手にした愛と、犯した罪。その狭間でもがき苦しむ悪女の姿…。

 主人公は、専業主婦の神崎美羽(かんざき・みわ)。かつては大企業に勤めバリバリ働いていたものの、「子供が欲しい」と苦渋の決断をし、仕事をやめて家庭に入った女性です。しかし、多忙な日々の中で夫・神崎宏樹(かんざき・ひろき)との愛はすでに冷め切っており、妊活をするどころかモラハラまがいの厳しい言葉を受けるように。外では“理想の夫”を演じて、家では辛く当たる宏樹に耐えながら、美羽はかごの中の鳥のように毎日を送っていました。

 そんな時、かつて密かに思い続けていた幼なじみ・冬月稜(ふゆつき・りょう)と偶然再会。彼は、美羽が苦しい時に必ず助けてくれるヒーローのような存在で、最愛の人でもありました。「彼が救いにきてくれた…」。そう感じた美羽は再び冬月に思いを募らせていきまう。最初は心のつながりだけで十分と思っていた美羽でしたが、宏樹のある行動がきっかけでついに冬月と一夜を共にしてしまい、彼の子供を宿します。

 仕事を辞めた美羽には離婚してシングルマザーになる道は残されておらず、もし宏樹が真実を知れば、子供がどうなるかわからない。「この子だけは、必ず私が幸せにする」。追い詰められた美羽は、愛する人の残してくれた宝物を守るために、悪女になる決断をします。冬月との子供を、宏樹の子供であると偽り、彼に育てさせるという「托卵」という禁断の決断が、美羽、宏樹、冬月、3人の運命を激しく狂わせていきます…。

[古川 敦]