ハッシュタグ「#アニメ業界の良い所だけ呟く」のツイートが面白い

　ハッシュタグ「#アニメ業界の良い所だけ呟く」がTwitterのトレンドに上がっています。労働条件や待遇が良くないという話がしばしばネットで盛り上がりますが、ツイートを見てみると、そうした中でアニメの仕事に関わり続ける人の気持ちが伝わってきます。

　つぶやきを見ると、「すごくやりがいがある。すごく。」、「振り向きをうまく割れた時にこの上ない達成感を覚えられる＼(^o^)／」、「エンドロールに名前が出る」、「自分のやったことが、後々にも残る事かな～　DVDとか、BDとか。」など、ものづくりに関わる達成感が伝わってきます。

　仕事を通じて成長できた、表現する力を伸ばしてくれたなど、仕事を通じての自分の成長をあげる声も多く見られます。

　また、「声優さんに会える」、「アニメ制作を通じてハリウッドのプロデューサーと知り合いになれた。」、「深夜一時を回ってからでも呑みに行きましょう！ってなるw」など人間関係の広がりをあげる方も。「姪や甥に、ウケがいい」という声もありました。お子さんにとってアニメの仕事をしているおじさんは、まぶしい存在ですね。

　一方で、「良い所がないのが良い所なのかも知れない。改善の余地が十分あるという意味において。」といった厳しい声も。

　ハッシュタグには声優さんも参加。古川登志夫さんは「幾つになっても20歳の役が演れたり」、池澤春菜さんは「何度誕生日が来ても17歳」とつぶやいています。たしかに俳優さんの場合は演じる役が実年齢にしばられますが、声優さんは配役が年齢にしばられないメリットがありますね。

　アニメ業界に携わる方の生の声をまとめて見ることができる（基本的に良いところ限定で）ので、アニメやアニメ業界に興味のある方はチェックしてみては。