さくまあきらさんのツイート「ここに桃太郎電鉄は、正式に終了します。」が話題に
さくまあきらさんがTwitterで「コナミから何の連絡もない。こんな調子でずっとほったらかされた。ここに桃太郎電鉄は、正式に終了します。」とつぶやいたツイートが7,500回ほどリツイートされて話題になっています。
さくまあきらさんは2014年1月10日に、「伊集院光くんが今週号のファミ通で、据え置き機の桃鉄を出してほしいと書いてくれた。コナミはソーシャルで、桃鉄を出したがっている。それでは桃鉄じゃないので、お断りしている。」とツイートしており、それから1年以上経った現在も進展がないことから終了宣言に至ったのではないかと見られています。
さくまあきらさんは、2011年にもニコニコ生放送で「桃太郎電鉄」シリーズの新作制作の終了を発表しており、終了宣言は今回はじめてというわけではありません。ニコニコ生放送ではハドソンの制作スタッフが優秀であったことを語るなど、かつてのハドソン開発メンバーへの信頼が厚かったことが伺えます。ハドソンの創業社長は鉄道マニアとして有名で、ハドソン社名も蒸気機関車のハドソン形にちなんでつけたもの。昔はハドソン社内を鉄道模型が走っていました。
さくまあきらさんのツイートに対するユーザーの反応では、「ソーシャル桃鉄みたかった」という声もある一方で、「過去の版権だけかっさらう合併」といったKONAMIへの批判も。スマホのアイテム課金ゲームの方が収益を上げやすいこともあってゲームメーカー各社がスマホゲームに力を入れている現在の状況を踏まえて、「コナミの正直な動き方を責める気にはなれない」という声もあります。
さくまあきらさんとの発言とは関係なく、「久々に桃鉄(友情崩壊ゲーム)やったけど楽しかった」といった今遊んでいるユーザーのつぶやきも多く見られ、今でも愛されている桃鉄がこのままなくなってしまうのは残念。どういういきさつがあったのかはわかりませんが、妥協点が見いだされることを祈りたいところです。