食器洗いの価値は、年間約146万円であることが判明～女性「食器洗いから解放されるなら1回2千円払う」

　パナソニックは「食器洗いに費やす時間とその価値」をテーマにした調査の結果を発表しました。対象は20～50代の女性70名。

　食器洗いの頻度は、「1日に2回以上」が91.4％、「1日に1回程度」が8.6％で、すべての女性が毎日食器洗いをしている結果に。1回あたりの所要時間は平均19.4分でした。1日に2回食器洗いをしているとすると、年間で1万4,162分と約236時間を食器洗いに費やしていることになります。

　「食器洗いから解放されるとしたら、1回あたりどのくらい の金額を支払いたいですか？」という質問には、平均で2005.4円払うという数字に。

　食器洗いから解放されたい女性から見て、年間約146万円分の価値があるという結果になりました（2005.4円×1日2回×365日＝1,463,942円）。

　また、食器洗いに限らず、炊事や掃除などを含めた「家事全般」から1日解放されることの価値を金額に換算するといくらくらいかを質問したところ、1日あたり10,678.6円、年間では389万7,689円という数字に。日々の家事に多くの女性たちが負担やストレスを感じていることが反映された数字と見るのが良さそうです。

　調査では「家族5人の夕飯後の食器洗いがとても憂うつで、仕事がある平日は疲れて翌朝に回してしまう」といったコメントが目立ち、さらには「食器洗いが嫌いなので、ワンプレートのメニューにするなど極力洗い物を減らすようにしている」と、食器洗いの不満や負担が、料理にも影響を及ぼしていることがわかりま した。

　パナソニックでは調査に参加した女性に食器洗い乾燥機 NP-TR8を試用してもらったところ、総合的な満足度は97.1％とほぼ100％近い結果になったそうです。

　食事を作るのは妻、片付けは夫と分担している家庭もあるようで、必ずしも女性が食器洗いをしているとは限りませんが、毎日5人分もの食器となると、憂鬱になる気持ちもわかります。

　「食器洗いから解放されるなら、1回あたり2,000円出してもいい」という女性が意外にも多いようなので、疲れている奥さんに代わって食器洗いをしてあげたら、おこづかいアップが望めるかもしれません。