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猫の飼育費、意外にかかる? フード、用品、医療費など平均で年間約13万以上かかることが判明~ペット総研調査

[2015/8/4 17:24]

 株式会社ペットオフィスが運営する「ペット総合研究所」(ペット総研)は、アンケート調査「教えて!愛猫の飼育費」の結果を公開しました。有効回答者数は1011名。

 猫の飼い主にアンケートで猫1頭にかかる費用を調査したところ、平均で年間13万3,098円かかっていることがわかりました。



 内訳を見ると、ペットフード代が3万6,944円、おやつ代が1万1,496円。食費だけで48,140円と5万円弱になります。その他に必須の年間費用としてはトイレ用品代1万9,762円、ワクチンや健康診断など、健康な猫でもかかる医療費1万4,918円があり、病気に備えてペット保険に入ると、ペット保険料が3万1,135円かかります。

 そのほか、ペット用品代、病気・ケガの治療費、ペットホテル・ペットシッター代などを足すと年間で13万3,098円に。1頭あたりの経費なので、複数飼いの場合は年間に数十万円かかることになり、ペットを飼うにはペットに飼育費をかけられる経済力が必要、ということが改めてわかる調査になっています。


フード、おやつ、トイレ用品、ワクチン・健康診断などは必須の費用


おもちゃ代は必須ではありませんが、病気やケガでは治療費、家を空けるときはペットシッター代もかかります。手術が必要になった時に備えてペット保険に加入するには年間3万ていどが必要



 ちなみにペット総研では、愛犬の飼育費も調査していますが、こちらは年間平均で22万1,255円とやはり猫より費用がかかるもよう。ちょっと意外なのは、犬は大型犬と小型犬では体格の差が大きいわりに、飼育費ではトイプードルもレトリーバーもあまり差がなく、逆にレトリーバーの方が1万5,000円程度安くなっていること。原因はペットサロン代で、愛玩用の小型犬は定期的にカットする必要がある犬種が多く、ペットサロン代がかさむようです。

[工藤ひろえ]