「TSUTAYA TV」が月額定額933円で動画見放題サービスを開始～Amazonも9月下旬参入で動画見放題サービス戦国時代へ！
TSUTAYA TVが、Huluと同額の月額933円（税別）で定額・動画見放題サービス開始
国内最大級の作品数を揃えるTSUTAYA TVが8月31日にリニューアル。新作が毎月2本まで視聴できる月額定額の配信見放題プラン933円（税別）の提供を開始しました。あわせて、ネット宅配レンタルサービス「TSUTAYA DISCAS」をセットにした、配信見放題＋DVD・BD・CD借り放題プラン2,417円（税別）の提供も開始しました。
TSUTAYA TVではリニューアルを記念して、「配信見放題プラン」、および「配信見放題+DVD・BD・CD借り放題プラン」が、30日間無料で利用できるキャンペーンも開始。
機能面でも、スマホの新たな視聴機能として、高画質（HD）から標準画質（SD）までユーザーが選択できる機能に加え、あらかじめダウンロードすることで通信状況の悪い外出先でも快適に視聴できるダウンロード視聴機能も追加しました。また再生機能でも、0.5倍速～2倍速まで視聴スピードを設定できる機能の提供を開始。英語学習などで重宝しそうです。
新作は月2本までですが、月額933円はHuluと同額。Huluの配信タイトルでは新作映画が少ないので、Huluよりお得といえるかもしれません。
動画見放題サ―ビス戦国時代へ！
定額の動画配信サービスでは、Amazon.co.jpでも9月下旬からAmazonプライム会員に映画やTVを見放題で提供するサービスを開始する予定です。
定額の動画見放題サービスは、ドコモのdTVが月額500円（税別）、auのビデオパスは月額562円（税別）、ソフトバンクのUULAは月額467円（税別）と携帯電話キャリア各社も提供中ですが、月額は500円前後。
Amazonプライム会員は年額3,900円（税別）で、月あたり325円と携帯各社と比較しても最安値となります。Amazonプライム会員では従来から提供されている日時指定配送やお急ぎ便が無料になるサービスもあり、Amazon.co.jpが擁する膨大なユーザー数を考えると、プライム会員向けに提供される作品ラインナップ第ではAmazon.co.jpが圧勝という結果になることも考えられます。
ユーザーにとっては嬉しいことですが、サービスを提供する各社はさらに熾烈な競争を強いられることになりそうです。