ライフ

災害時に持ち出すもの、1つだけ選ぶなら? 1位は「財布」、2位「ペット」、3位は「非常用リュック」

[2015/9/1 22:45]

 株式会社リクルート住まいカンパニーが運営する不動産・住宅サイト「SUUMO(スーモ)」は、災害時に1つだけ持ち出すもののアンケート結果を発表しました。有効回答数は、男女半々の計400。

 「災害時に1つだけ持ち出せるとしたら、何を持っていく?」という質問で1位となったのは財布。財布を選んだ人からは、「最終的にはお金が重要となりそうなため。お金があれば、とりあえず生活できる気がする」といったリアルなコメントが多く寄せられたそうです。

 2位はペット。「大事な家族なので」という声が多数。3位は非常用リュック。4位以下は、携帯電話、水、身分証明書、防寒着、ラジオ、写真(アルバム)、常備薬となりました。

 防寒着の必要性は季節や地域差がありそうですが、1つだけでなければ、どれも持って行きたいものばかりです。

 東日本大震災を経験して、非常用リュックを用意した人も少なくないと思われますが、2011年から4年経ち、非常食ではそろそろ賞味期限が切れるものが出てきている頃です。9月1日は防災の日、一度中身をチェックしておきたいところです。


アンケート フリーコメント抜粋

・財布:財布に貴重品が凝縮されているから。(29歳・男性)
・財布:物資は恵んでもらえてもお金はもらえない。(31歳・女性)
・ペット:かけがえのない家族で、ほかのどんなものよりも大事だから。(20歳・女性)
・非常用リュック:3日間過ごせる、一通りの避難用具が入っている。(43歳・女性)
・携帯電話:写真など思い出も入っているし、連絡がとれる。(33歳・女性)
・水:これだけあれば1週間くらいは生きられるから。(53歳・男性)
・身分証明書:身分証明があれば、すぐにさまざまな手続きができそう。手当の申請など。(25歳・女性)
・ラジオ:状況を把握できる可能性が高い。救護所の場所や被害状況など。(57歳・男性)
・写真(アルバム):思い出はお金では買えないから。(56歳・女性)
・常備薬:避難所で支給される確率が一番低そう。(58歳・男性)

[工藤ひろえ]