地元以外でも方言でしゃべる関西人、あまり方言を使わない東北人。異性が使って「萌える」方言トップは大阪
引越し一括見積もり・予約サイト「ズバット 引越し比較」を運営する株式会社ウェブクルーは、方言についてのネット調査を実施、結果を発表しました。調査の有効回答数は500。
調査では、「あなたは地元以外でも方言でしゃべりますか?」という質問に対して、方言を「しゃべる」と答えた人の比率を、方言が特徴的な関西地方と東北地方の県ごとにピックアップ。
関西地方では、京都府が約9割、大阪府が約8割など地元以外でも方言でしゃべる人の比率が高く、平均で79.3%と約8割に上りました。一時的な滞在の場合も含むとはいえ、関西地方の人の地元言葉に対する強いこだわりが感じられる結果となっています。
一方で、東北地方では「しゃべる」人は3人に1人。平均が33.3%で、もっとも方言をしゃべる人の比率が高い秋田県でも57.1%と、関西地方の平均も下回っています。最も低い青森県では、22.2%とおよそ5人に1人しか地元以外では方言をしゃべらないという結果に。
関西地方の人が方言をしゃべる理由、青森県出身の人が方言をしゃべらない理由としては、以下のような意見がありました。
【関西地方出身の人が方言をしゃべる理由】
・生まれたときから使っている言葉なので意識せず使っている。(大阪府/30代女性)
・標準語って何ですかそれ、関西弁で不便がないから。(兵庫県/30代男性)
・ずっと使い続けている言葉の方が、無理なく感情を込めて話せるから。(京都/20代女性)
【青森県出身の人が方言をしゃべらない理由】
・田舎から上京したてのころに馬鹿にされたから。(青森県/20代女性)
・妻の両親に津軽弁を馬鹿にされたから二度と話そうと思わない。(青森県/20代男性)
・我が子に方言の癖が付かないように出身地の言葉は使わない事にしている。(青森県/30代男性)】
関西地方の人は、わざわざ標準語を使う必要を感じないからふだん通り話している、という人が多いもよう。一方で、青森県の人は、方言を馬鹿にされたことが原因になっている場合が多いようです。
異性がしゃべって萌える方言は?
「異性の喋る方言は萌えますか」という質問に対し、52%の人が「萌える」と回答。方言に好印象を抱く人が半数を超えていることがわかりました。
「萌える」と答えた人がイメージした方言を都道府県別に調べたところ、1位大阪府、2位福岡県、3位京都府に続き、4位に青森県がランクイン。地元以外でも方言でしゃべる人が多い大阪弁や京言葉は、異性にも受けがいいようです。また、地元以外では方言をしゃべらない人が多い青森県民ですが、青森県の方言は「萌える」と人気が高いようです。
青森県の方言に「萌える」と回答した人が上げた理由は以下のようなもの。
【異性が使う青森県の方言に萌える理由】
・オシャレな女の子が田舎の訛りがあると可愛いです。(大阪府/30代男性)
・聞きなれない響きで言われるとドキッとする。(栃木県/30代女性)
・何か自分に対して素の姿を見せてくれているみたいで嬉しい。(大阪府/30代男性)
・相手に伝わるよう配慮しつつも、自然と出ていると親近感がもてます。(大分県/30代女性)
恋愛シーンでは、ギャップ萌えや、素顔を見せてくれた気がして親近感が湧くなどの効果があるようです。