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萩尾望都さんの「ポーの一族」40年ぶりに復活! オスカー・ライザーを主人公にした番外編も

[2016/4/28 13:50]

 萩尾望都さんの少女まんがの名作「ポーの一族」が40年ぶり復活します。「月刊フラワーズ」創刊15年BIG読み切りとして、7月号(5/28ごろ発売)に掲載されます。

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 「ポーの一族」は、萩尾望都さんの代表作の一つ。西洋に伝わる吸血鬼(バンパネラ)伝説を題材にした、少年の姿のまま永遠の時を生きる運命を背負わされた吸血鬼エドガーの物語。1976年に第21回小学館漫画賞少年少女部門を受賞し、関連書籍の累計売上は約350万部です。

 今回掲載される、続編「ポーの一族 春の夢」の舞台は、第二次世界大戦まっただ中の1944年、ウェールズ。戦火を逃れてウェールズにたどり着いたエドガーとアラン。そこで、ドイツ人の少女と出会い……。

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 掲載号には、萩尾さんと「日出処の天子」の山岸凉子さんの対談も掲載される予定。さらに別冊ふろくは、萩尾さんの「トーマの心臓」に登場するオスカー・ライザーを主人公にした番外編「訪問者」と、幻の後日譚「湖畔にて」を収録しています。

 新作掲載に先駆けて、5月10日(火)に、小学館初の少女向けコミックスとして発表された当時の装丁を再現した「ポーの一族 復刻版」全5巻も一斉発売。数量限定生産の「『ポーの一族』ポストカード8枚付き限定BOX入り5冊セット」も同時発売されます。

ポーの一族 復刻版
[古川 敦]