神山健治監督の5年ぶりの劇場映画「ひるね姫」の主人公が高畑充希さんに決定。特報映像も解禁
2017年に全国ロードショーされる、「東のエデン」や「精霊の守り人」、「攻殻機動隊 S.A.C.」の神山健治監督が描く、父と娘の感動アニメーション映画「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」の主人公、森川ココネ役に女優の高畑充希さんが決定したことが、17日に発表されました。
本編に先駆けてわずかなシーンのアフレコを行ない、特報映像も解禁となりました。これまでテレビアニメーションには2度出演経験のある高畑さんも、アニメーション映画は初挑戦。
今回のオファーについて高畑さんは、「声優はこれまで2度やらせていただいたことがあるのですが、表情は自分じゃないのでとても難しいです。私は自分の声はクセが強いように感じているので、声優としてオファーを受けた時は嬉しかった半面『私でいいんだろうか』とも思いました。でも、神山監督が丁寧にキャラクターを伝えてくださったので、できるだけ監督のイメージに合うように、何度でもトライしたいと思います」と意気込みを語っています。
「お昼寝はめっちゃ得意です(笑)。現場の空き時間ではだいたい寝ています。共演者に寝顔を撮られることも」と「ひるね姫」にピッタリの一面も。
また、岡山県倉敷市児島が舞台ということで、「今年だけで3つめの方言の役です(笑)。方言は難しいですね。岡山の方が聞いても違和感がない音を目指したいです」と語り、自身の声が収録された特報を見て、「ココネちゃんはみんなが愛せる、“かわいすぎない”キャラクターで親近感があります。舞台となる岡山の風景も美しくて、行ってみたくなりました」と語っています。
【「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」ストーリー】
2020年、オリンピックを2日後に控えた日本。
「なんでこんなに眠てえんじゃろう?」岡山に父親と二人で暮らす女子高生の森川ココネは、所かまわず昼寝をしては怒られる。そんな彼女はある時、最近いつも同じ夢を見ていることに気づく。窮屈で、でもどこか温かいその夢は、彼女の知らない家族の秘密に繋がっていたのだった。
・監督・脚本:神山健治
・キャラクター原案:森川聡子(『猫の恩返し』)
・ハーツ・デザイン原案:コヤマシゲト(『ベイマックス』)
・作画監督:佐々木敦子(『東のエデン』)
・制作スタジオ:シグナル・エムディ
・配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)2017 ひるね姫製作委員会