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2016夏のボーナス、支給額は平均60.9万円で昨年から0.7万円減。使い途トップは「貯金」~価格.com調査

[2016/6/7 15:50]

 価格.comは、2016年の「夏のボーナス」に関するアンケート調査を実施、結果を発表しました。調査対象は価格.comID 登録ユーザーで、回答者数2,407。

 調査によると、夏のボーナスの推定支給額は平均60.9万円で、昨年から0.7万円減少。ほぼ横ばいながら、20代を除いて全体で支給額が減少していることがわかりました。

2016年夏のボーナス推定支給額。支給されない人が4割を超えますが、調査対象は正社員に限定していないため、アルバイト、パート、無職などの人も含まれると思われます
性別・年代別 夏のボーナス推定平均支給額(税込みの総支給額)

 ボーナスのうち自由に使える金額がある人の割合は昨年より増加。ただし、「10万円以上」が自由に使える人は44.2%とやや減少しています。

税金、ローン返済・生活費の補填、ボーナス一括払いなどを除いた、実際に自由に使える金額

 使い途トップは引き続き「貯金」で、貯金に回す金額は、平均20万7,429円。貯金以外の用途は金額ベースで軒並み減少しています。

 なかでも減少幅が大きいのが株や投信など金融商品の購入や補填にあてる予算で昨年から約3割減、また、海外旅行の支出も金額で26.0%減と、大きな支出を避ける傾向が見られます。

 一方で、マイナス金利を受けて新規ローンを組む予算は昨年から7.2%増加しています。

 夏のボーナスで購入したいものとしては、「洋服・ファッション関連」が15.6%で引き続きトップに。次いで、「カー用品」11.7%、「ノートパソコン」10.8%となりました。

[工藤ひろえ]