ライフ
JR東のフレーム切手で鉄道写真を無許諾使用。販売中止でヤフオク!では高騰
[2016/6/16 22:51]
2016年5月26日(木)に発売された、オリジナル フレーム切手「横浜を彩ってきたJRの車両たち ~横浜セントラルタウンフ ェスティバルY157開催記念~」2種が販売中止になっていることが16日、明らかになりました。
販売中止を受けて、売り出し価格は1シート1,500円、台紙付き1セット2,300円(税込)でしたが、ヤフオク!などでは4倍以上に高騰しています。
日本郵便 南関東支社によれば、切手画像の提供元である東日本旅客鉄道株式会社横浜支社から提供を受けた一部の画像について、著作権者の使用許諾を得ていないことが判明したと連絡を受けたため、2016年6月 10日(金)より販売を中止したとのこと。なお、購入した切手はそのまま使用できます。
このオリジナル フレーム切手には25枚の鉄道写真が使用されていますが、東日本旅客鉄道 横浜支社によれば、使用許諾を得ていない画像1枚を、許諾が既に得られているものと思い込み、他の24枚の画像とともに日本郵便 南関東支社へ使用可能な素材として提供してしまったとのこと。
当該画像の撮影者からの指摘を受け、社内調査の結果、許諾を得ていない画像を使用していたことが判明したそうです。東日本旅客鉄道 横浜支社では、「撮影者さまをはじめ、お客さまや日本郵便株式会社ほか関係のみなさまには大変なご迷惑をおかけし、信頼を損なう結果となりましたことを重く受け止め、深くお詫び申し上げます」と謝罪しています。
なお、このオリジナル フレーム切手は本件発覚以降、販売を見合わせていましたが、最終的に販売中止を決定したとのことです。