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東京のタクシーの初乗りが400円台に~国交省に総車両台数の8割を超える事業者から申請

[2016/7/8 16:16]

 国土交通省は5日、東京のタクシー運賃変更申請について、2016年4月5日以降から7月7日の申請受付期間終了までに、8割以上の申請(申請した事業者の車両数割合)があったと発表しました。現在の東京のタクシーは、初乗り730円、280mごとに90円ですが、初乗り400円台が実現する見通しです。

 東京のタクシー運賃については、国土交通省(関東運輸局)が上限下限を設定していますが、最初の事業者からの運賃変更の申請日(2016年4月5日)から3カ月以内に、地域の総車両台数の7割を超える事業者から同様の申請がされた場合、上限下限の幅の変更手続きに入ります。

 今回は、「6月3日には申請が7割以上に達したことを踏まえ、既に運賃改定に係る審査手続に着手しており、今後、速やかに運賃改定手続を行なっていく」としています。

 今回の申請事業者数は265者(地区の法人事業者数342者)、車両数23,312両(地区の車両数27,655両)、申請率は84.30%でした。申請された初乗り運賃は1.059~1.5kmが410~490円で、加算が223~280mごとに80~90円となってます。

申請のあった運賃の内容
[古川 敦]