「孤独のグルメSP」で名言「舌の上がリアス式海岸になりそうだ」が誕生～今は「リアス海岸」って教わるそうです

　8月3日(水)22時～23時8分に放送された「孤独のグルメスペシャル! 真夏の東北・宮城出張編」。

　シリーズ最長の1時間以上となった今回は、向井理さんと渡辺いっけいさんが、井之頭五郎(松重豊さん)が、仙台に行くきっかけを作る役どころで登場。さらに、でんでんさんと、余貴美子さんは五郎が訪れる店の親方・女将を演じていました。

　井之頭五郎は、訪れた女川で「海鮮五色丼」を注文。6種類以上のネタの複雑な味に「舌の上がリアス式海岸になりそうだ」と名言を放ちネットで話題に。そこから発展して、この名言の「リアス“式”海岸」という言葉に、「リアス海岸ではないの？」と疑問に思う人も多数いました。

　帝国書院によれば、「『リアス(rias)』は、スペイン語で入り江を意味する『リア(ria)』の複数形。山地や丘陵の谷に海水が浸入してできた入り江が顕著に連なってみられる海岸地形のことを、『rias coast』(英語)というようになりました。この和訳として『リアス式海岸』という表記が昭和30年代以降使用され定着。しかし、『リアス」そのものが入り江の地形を表す語であるので、あえて『式』を入れる必要はなく、地理学・地形学の学術用語としては『リアス海岸』という表記がより適切であるとされるようになりました。帝国書院の地図帳・教科書・副教材でも、平成20年度用のものから『リアス海岸』に表記を変更いたしました。なお、これまでの『リアス式海岸』」という表記も誤りではございません」ということだそうです。

　「リアス式海岸」でも、「リアス海岸」でも間違いではないようですが、どっちをいうかで世代がわかってしまうようです……。