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東京都がWeb地図上で犯罪情報のヒートマップを公開。新宿・六本木・上野が真っ赤~Web-GISを導入して「子供の安全」や「放置自転車」マップなども
[2016/10/26 12:02]
東京都が24日、防犯ポータルサイト「大東京防犯ネットワーク」をリニューアルして、Web-GIS(地理情報システム)を導入。地域の犯罪・防犯情報や、都や区市町村の施策の実施状況などをマップでわかりやすく見られるようになりました。GISによる防犯情報等の発信は、自治体(都道府県)では全国初とのこと。
Web-GISで提供されるマップは「子供の安全マップ」、「特殊詐欺情報マップ」、「町丁字別犯罪情報マップ」、「防犯団体活動情報マップ」、「東京都・区市町村の施策情報マップ」、「放置自転車情報マップ」の6種類。スマートフォンにも対応しています。
「子供の安全マップ」では、「子供の交通事故発生地点や不審な声かけ情報」などが、「町丁字別犯罪情報マップ」では町丁字別の犯罪発生件数とその内訳、犯罪発生率などが、「放置自転車情報マップ」では、主要駅別の放置自転車台数と駐輪場空き台数の比較などを見ることができます。
また、地域の犯罪情報に関する注意喚起や防犯イベント情報などを、希望する防犯団体などのメールアドレスに月1、2回程度配信するメール配信サービスが開始されます(初回は11月中旬を予定)。
さらに、都内の犯罪情報(町丁字別罪種及び手口別認知件数の年別・月別)や、都内の防犯ボランティア団体に関する情報をCSV形式で公開されるほか、東京都・区市町村の施策実施状況に関する情報をエクセル形式で公開されます。