アニメ・マンガ

鉄腕アトム誕生までの物語「アトム ザ・ビギニング」がNHKでアニメ化! 総監督は「踊る大捜査線」の本広克行さん

[2016/11/21 12:15]

 「月刊ヒーローズ」で連載中の漫画「アトム ザ・ビギニング」が、2017年春よりNHK総合テレビでアニメとして放送されることが決定したと発表されました。

 2015年1月号から連載されている「アトム ザ・ビギニング」は、手塚治虫さんが生んだ鉄腕アトムの誕生までの物語が、手塚眞さん監修のもと「鉄腕バーディー」、「機動警察パトレイバー」のゆうきまさみさんがコンセプトワークを手掛け、「RIDEBACK」、「ザッドランナー」などメカニカルなロボット描写に定評があるカサハラテツローの漫画制作によって描かれています。

 アニメ「アトム ザ・ビギニング」では総監督に、「踊る大捜査線」、「PSYCHO-PASS サイコパス」の本広克行さんを迎え、「モーレツ宇宙 海賊」の佐藤竜雄さんが監督を務め、「BLOOD+」の藤咲淳一さんがシリーズ構成を担当しています。

「アトム ザ・ビギニング」PV

 また、11月20日(日)開催の高専ロボコン(アイデア対決・全国高等専門学校ロ ボットコンテスト2016)全国大会会場の国技館で、アニメ「アトム ザ・ビギ ニング」のティザーPVの公開と合わせて、2017年に30年目を迎える「ロボコン」を応援するコラボムービーが上映されました。

 映像では、次世代の人工知能を搭載したロボット「A106(エーテンシックス)」が「ROBOCON 30thロゴ」 を制作する様子が描かれています。この映像は、NHK どーがステーションで公開されています。

ストーリー

 これは、まだ誰も知らない“鉄腕アトム”誕生までの物語エピソードゼロ

 大災害後の日本に、未来を夢見るふたりの天才がいた。ひとりは天馬午太郎。もうひとりはお茶の水博志。天馬 はその手で「神」を作り出すことを、お茶の水はその手で「友」を作り出すことを夢見て、日夜ロボット研究に明け暮れていた。そしてふたりの友情が生み出した1体のロボット、A106(エーテンシックス)。A106は果たして「神」となるのか「友」となるのか。若き天才コンビは、来るべき未来を垣間見る――。

スタッフ

原案:手塚治虫
プロジェクト企画協力・監修:手塚眞
コンセプトワークス:ゆうきまさみ
漫画:カサハラテツロー(「月刊ヒーローズ」連載)
協力:手塚プロダクション
総監督:本広克行
監督:佐藤竜雄
シリーズ構成:藤咲淳一
キャラクターデザイン:吉松孝博
メカデザイン:常木志伸、石本剛啓、宮崎真一
プロップデザイン:めばち、今橋明日菜、吉田大洋
総作画監督:伊藤秀樹
色彩設計:田中美穂
美術:加藤浩
3DCG 監督:菅野高明
モニターグラフィックス:青木隆
特殊効果:村上正博
撮影監督:佐藤哲平
編集:本田優規
音響監督:岩浪美和
音楽:朝倉紀行
アニメーション制作:OLM×Production I.G×SIGNAL.MD

[古川 敦]