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又吉さんの「火花」がスピリッツで漫画化! 漫画は「鈴木先生」の武富健治さん~名作文学をのんさんと又吉さんがグラビアで表現をした「文学特集号」

[2016/11/21 13:50]

 小学館の漫画誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」53号(11月28日発売号)から、第153回芥川賞受賞作「火花」(漫画:武富健治/原作:又吉直樹)の新連載がスタートすると発表されました。

 漫画化するのは、原作者・又吉直樹さんのラブコールに応えた武富健治さん。又吉直樹さんは「もともと武富先生のファンだったので楽しみですね。武富先生の漫画は文学を読んでいる感覚で読めるんです。たとえば、『火花』を読んでいない人に『内容話しといたで』と友達から言われたら、そういうことちゃうねんって思うじゃないですか。でもそいつが噺家さんとか喋りのプロやったら、ありがとうございますって思う。『火花』をわかりやすく伝える必要はなくて、漫画版の『火花』という作品として成立してもらいたい。原作と読み比べてもらってもいいですし、漫画を楽しんだあとに、小説はあんまり読まへんけど試しに読んでみようかなと、手にとってもらってもありがたいですね」と語っています。

 巻頭カラーで「火花」の連載がスタートする「週刊ビッグコミックスピリッツ」53号は、名作文学の世界をのんさんと又吉直樹さんがグラビアで表現をした「文学特集号」となっており、のんさんと又吉直樹さんが案内する「文学を教えて。」などが掲載されます。

[古川 敦]